【高松宮記念2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

春のスプリント王者決定戦「高松宮記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

グレナディアガーズ（牡4、中内田充厩舎）

3/23（水）栗東・坂路（やや重）4F52.8－3F37.5－2F24.0－1F11.9（馬なり）

栗東坂路で単走。馬なりながらもチップを蹴り上げる豪快なフットワークで駆け上がり、ラスト2Fは12.1－11.9の好ラップでゴール。1週前は福永祐一騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、直線一杯に追われるとラスト1Fは10.8の絶好の鋭さで内から併走馬を交わして2馬身先着と、絶好の動きを披露しています。最終追い切りは軽めの調整ながらも終いは非凡な瞬発力を見せており、休み明けでもしっかり鋭い脚は繰り出せる好状態にありそうです。

メイケイエール（牝4、武英智厩舎）

3/23（水）栗東・CW（やや重）4F52.1－3F36.0－1F11.3（馬なり）

池添謙一騎手を背に栗東CWコースで単走。馬なりながらも身体全体を使ったダイナミックな走りで、終いも11.3の好時計を楽にマークしてゴールしました。気性の難しさが何よりの課題ですが、追い切りでは行きたがるそぶりも見せずにスムーズにペースを上げることが出来ており、折り合いよく運んで終いも切れてと申し分ない内容。1週前も池添騎手を背にCWコースで強めに追われ、4F51.5－1F11.6の好時計をマークして4Fの時計は自己ベストを更新。時計は速くともまだ余裕はありそうな気配ですし、折り合いに進境を見せた前走の内容からも、改めて期待したい1頭です。

サリオス（牡5、堀宣行厩舎）

3/23（水）美浦・南W（やや重）5F65.6－4F50.4－3F36.3－1F11.0（馬なり）

石橋脩騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ルーカスを3馬身先行させ、直線は鋭く騎手の合図に反応してラスト1Fはこの日の当コース最速となる11.0の脚で伸びて併入しました。1週前は南Wで2頭併せを行い、併せた古馬オープン馬のスマイルを1馬身突き放し、時計も5F64.1－1F11.0の好時計をマークして自己ベストを大きく更新。前走の香港マイルでは外していたブリンカーを再び着用しての追い切りでしたが、その効果もあってか集中した走りが出来ており、強い前進気勢を感じさせながらもしっかり折り合えていた点も好感が持てます。