【オークス予想2017】今年も”堅い”？過度の穴狙いは禁物

21日（日）は東京競馬場で第78回オークスが開催。いよいよ樫の女王を決める女の戦いがはじまる！今年は波乱のG1が続いているので今週も穴っぽいところから攻めてみようかな？なんて気持ちになるファンも多そうだが、このレースは高配当狙いで一発逆転を狙うようなレースでもないので、この春のG1を的中できずにいるからといってここで逆転狙いの馬券で勝負すると余計に傷口を広げてしまう恐れがありそうだ。

まぁ過去の傾向を見ても桜花賞の上位組を中心に組むのがセオリーと言っていいだろう。今回は実力通りに決まりやすい東京の2400mが舞台で、馬場が悪かった先週と違い今週末は天気も良く良馬場開催となりそうだし、荒れる要素は比較的少ない。

今週はこの馬を軸に勝負！桜花賞2着馬”リスグラシュー”

今年のオークスの1番人気の最有力候補は武豊騎手が手綱を握る桜花賞2着のリスグラシューだ。桜花賞上位、差し馬、外枠で、距離延長については1800mの未勝利戦を圧勝した点からも不安はそこまでなく、この舞台で好走する条件は揃っている。現役騎手の中で一番オークスでの成績が良い武豊騎手を鞍上に迎えることが出来ている点も良く、この馬が一番買い要素を多く含んでいるではなかろうか。

7枠14番という枠番だが、外には16番にアドマイヤミヤビ、内には13番のレーヌミノルと人気上位馬に囲まれているが、ある程度動いていきそうなアドマイヤミヤビを見て競馬をするのか？前に出て行くであろうレーヌミノルをマークして自身も前に出していくのか？といったように、状況に応じて色々な選択肢が選べるということを考えれば、比較的自由度の高いところに入れたと言えるだろう。

いずれにせよ、武豊にとっては競馬がしやすそうな枠だし、2400mの距離延長がプラスに働きそうなこの馬をうまく誘導することが出来れば好走できるだろう。

ただ、桜花賞時の調教ではビシビシ追って限りなくメイチに近い仕上げだったと思うので、個人的には前走の反動が心配だ。ちょっとアタマでは買いにくいかなという部分はあるが、軸にするには問題なさそうなので、やはり今回はこの馬を中心に馬券を組んでいきたいと思っている。

今回相手に選んだのはフローラS3着のフローレスマジック、桜花賞馬のレーヌミノル、桜花賞6着のディアドラの3頭。ディアドラを除けば1番人気の最有力候補からわりと人気な馬へ流す堅い予想だが、ここは昨年同様に堅い決着になるとみて勝負をしたいと思う。