【菊花賞予想】サトノラーゼン、「岩田」「内枠」「京都のディープ産駒」の三拍子が揃った!

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今年2015年の菊花賞が開催される京都の3000mは6つのコーナーを経て、外回りコースをほぼ1周半するコースである。スタートしてすぐに右へ曲がるカーブがあり、なおかつコーナーが多いのでコースロスの少ない内枠が有利とされている。22日に菊花賞の枠順が発表されたが有力馬のうち1頭が内枠の良い位置に入った。1枠2番に入ったサトノラーゼンである。

サトノラーゼンは日本ダービーでは惜しくも2着に敗れたが、デビューからダービーまでは馬券圏内を外したことがない優秀な馬で自慢の末脚が武器のディープインパクト産駒だ。ダービーからの休み明け初戦は菊花賞トライアルのセントライト記念で、ダービーでの好走ぶりからも1番人気推されたがここで初めて馬券圏内を外すこととなる。レースでは9~10番手で競馬をすすめ、直線では包囲された狭い馬群の中を抜けだそうと岩田騎手は鞭を振るう。しかし前が開いても一向に抜けださずに7着に敗れる結果となった。池江調教師のレース後のコメントでは「もともと前に出して行かないつもりでいた。きょうは自分の位置で折り合いをつけるのがテーマ。本番は次ですから」と次走へ向けての折り合いがテーマであったことを述べ、次走への期待を膨らませた。

名誉挽回を果たしたい中で内の好枠へ入れたことは大きい。日本ダービー2着馬が前走のような走りで終わるはずがないと願いたいところだ。「スタミナ」と「折り合い」が重要視される菊花賞だが、折り合いをテーマとした前走を活かして本番は巻き返せるだろうか?「岩田」「内枠」「京都のディープインパクト産駒」と魅力的な要素が揃っているだけに期待せざるをえない存在だ。