【ユニコーンS2017予想】データで分析！過去10年の傾向・分析結果

18日（日）は東京競馬場で今春最後のダート重賞、第22回ユニコーンステークスが開催されます。3歳世代では最初のダート重賞となり、近年は勝ち馬の多くがG1馬へと飛躍している砂の登竜門的なレースです。

去年は1～3着が全て1～3番人気で決まり、イメージとしては例年堅い決着が多いイメージですが、実際のところはどうなのでしょうか？今回は過去10年のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にレースの傾向を探っていきたいと思います。

“超”がつくほど堅実なレース！

1番人気が5勝、2着2回で連対率が70%と好成績です。過去10年の勝ち馬は全てが1～3番人気の馬で決まっており、さらに3番人気内同士の馬で連対したケースが過去10年で8回もあるという、超がつくほどの堅実ぶり。

二桁人気の馬が馬券に絡んだのは、2013年に3着同着に入着したケイアイレオーネ1頭のみで、人気薄が絡むといったことはほとんどありません。上位人気はしっかりと期待に応える競馬をし、波乱は起こりにくいです。人気サイドを中心に馬券を組むのが良いでしょう。

枠は真ん中が好走、脚質は差し・追い込みがよく届く

枠を「内」「真ん中」「外」に分けた時の成績は、1～3枠［3-1-5-49］、4～6枠［6-5-1-48］、7～8枠［1-4-5-30］となっており、真ん中が好成績をあげております。内と外との比較では、勝ち馬こそ内枠の方が多いですが、連対率は外枠の方が高い結果となっております。

コースは東京のダート1600m。芝からスタートをし、ダートコースに入るまでに150mほど芝コースを走ります。芝の適性が高い馬はスタートから有利に運べるかもしれません。コーナーは緩く、直線は長いコース形態となっております。ダート戦では基本的には逃げ・先行が有利とされ、ここでも先行馬は強いですが、長い直線もあってか差し・追い込みもよく届きます。

牝馬ならダート戦で連を外したことがない馬！所属は近年関東馬が好走中！

基本は牡馬・セン馬が中心です。過去10年で馬券に絡んだ牝馬はたった3頭のみ。優勝したのはダート3連勝で挑んだアイアムアクトレスの1頭のみです。2着に入着したコーリンベリーとサウンドアリーナの2頭も、ダートでは2着内を外したことがない馬でした。牝馬を狙うならダートで2着内を外したことがない馬が良さそうです。

所属は関西馬が中心ですが、去年は2,3着が関東馬、一昨年は1～3着が全頭関東馬、さらに前の年も2,3着が関東馬と、近年は関東馬の好走が目立っております。

前走は素直に順位・人気ともに上位の馬を狙うのが良し

前走は兵庫チャンピオンシップ（G2、園田・ダ1870m）と端午ステークス（OP、京都・ダ1400m）が好成績をあげております。

前走の着順は1着が7勝と圧倒的で、前走が5着以下からは勝ち馬はゼロ。前走の人気は1～3番人気が8勝しており、人気上位が好走しております。前走の人気が6番人気以下からは勝ち馬はゼロ。前走については順位・人気ともに上位の馬を狙いのが良さそうです。

※前走重賞・OP特別・条件戦の合計データ

※前走重賞・OP特別・条件戦の合計データ