【七夕賞2017予想】“福島巧者”の「2頭」とは?

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来週9日(日)の福島メインは七夕賞です!短冊に願いを書くとするなら間違いなく「万馬券的中」でしょう。ここ5年間は毎年二桁人気の馬が絡んでおり、波乱傾向が強い七夕賞。高配当が期待できるレースなだけに何とか的中させたいところです。

万馬券的中の鍵を握る穴馬の考察は今週じっくりと選ぶとして、今回は七夕賞へ出走予定の有力馬の中でも福島の舞台を得意とする2頭をピックアップしましたので、簡単な見解を述べたいと思います。

福島記念の1,2着、「マルターズアポジー」と「ゼーヴィント」

デビューから逃げのスタイルが健在の生粋の逃げ馬マルターズアポジー。昨年の福島記念を逃げ切って優勝し、悲願の重賞初制覇を達成しました。七夕賞と同じ福島2000mを制したことからも、ここは得意な舞台です。

福島記念後は有馬記念で15着、小倉大賞典1着、大阪杯12着という結果です。G1ではどうしても力が足りない印象がありますが、G3では格上でしょう。主戦騎手の武士沢友治騎手は小倉大賞典をマルターズアポジーで勝って通算勝利数を299まで伸ばし、300勝まであと僅か1勝というところまで来ました。記録達成はやはりこの馬で達成してもらいたいですね。

ゼーヴィントは昨年の福島記念はマルターズアポジーに届かず2着でしたが、同年のラジオNIKKEI賞を制しており、福島は得意なコースです。昨年のラジオNIKKEI賞優勝後はセントライト記念、福島記念、アメリカJCCと2000~2200mの中距離路線3戦で全て2着に入着しており、崩れない安定感が魅力な一頭です。

昨年ラジオNIKKEI賞を勝ち、前走のアメリカJCCでも手綱を握った戸崎圭太騎手を早々に確保し、復帰戦を鮮やかに飾るべく陣営も力を入れてます。あと一歩足りない印象が強いですが、福島の適性があることは確かだと思いますし、善戦マン卒業に期待がかかります。

以上、マルターズアポジーとゼーヴィントの短評を書かせていただきました。タイプの違う2頭ですが、同じ福島巧者ということで注目したいと思います。