関屋記念(2017)の過去データから傾向を分析！

8月に入り各地で連日30度以上の真夏日が続き、まさに夏真っ只中という感じですが、競馬ファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか？

台風が接近した新潟市では8日に1時間の降水量が32.0mmを記録した地域もありました。今週末は新潟は日曜メインで重賞が開催。芝1600mで行われるサマーマイルシリーズの第2戦「関屋記念」です。雨の影響も心配ですが、日本一直線の長い新潟競馬場で行われるマイル重賞ということで、楽しみにしている一戦です。

今回も過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に関屋記念のレース傾向を探っていきたいと思います。

1,2番人気が強く、上位人気が堅実

1番人気は複勝率は70%、2番人気は連対率が40%とまずまず。過去10年では1,2番人気のいずれかが必ず馬券には絡んでおり、上位人気馬が堅実な競馬をしております。

9番人気以下、または単勝オッズ20倍以上からは連対馬が1頭のみとなっており、人気薄の成績はそこまで良くありません。大きく荒れることは少ないレースと言えるでしょう。

「外枠」＆「差し・追い込み」が有利！

コースは新潟の芝1600mです。3コーナーに高低差2mの坂がありますが、それ以外は平坦となっている左回りのコースです。直線は約660mと国内では最も長い直線距離で、スローペースから、直線で横一線に広がっての末脚勝負になることが多いです。データ的にも差し、追い込みがよく決まっております。

直線が長い故、外で大きく助走を取ってスピードをのせることができるので、外枠の成績がよく、とくに7枠が好走しております。

4～5歳が中心、3歳＆8歳は割引き

4～5歳が中心です。3歳は連対ゼロで、8歳は3着内ゼロで割り引きが必要。所属は関西馬がやや優勢ですが、複勝率で見た場合はほとんど差がありません。

マイルの中京記念＆安田記念、1800mのエプソムCも好走傾向に

前走は重賞組が7勝しており、基本は重賞から進めてくる馬が好走しております。中でも中京記念と安田記念、そして勝ち馬こそ輩出できておりませんが、2着馬が3頭出ているエプソムCも好走しております。

前走着順は1,8着が3勝しており、前走着順についてはそこまで気にする必要はないかもしれません。10着以下だった馬も2勝、2着2回と巻き返しが目立っております。

注目は「福永祐一騎手」と「北村宏司騎手」

過去10年の関屋記念で一番勝率と連対率が良いのが福永祐一騎手です。北村宏司騎手も複勝率では福永騎手より上回っており、このレースでは成績が良いです。