【加付式“連番の法則”】CBC賞など先週の回顧・検証

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全国で例年よりも早い梅雨明けと猛暑襲来の中、今年も夏競馬が始まり、日曜福島で「第71回 ラジオNIKKEI賞(GⅢ)」が、そして今年も小倉で「第58回 CBC賞(GⅢ)」が行われた。

夏競馬に入っても混戦重賞は変わらず、3歳ハンデ重賞のラジオNIKKEI賞では13頭立ての中、単勝1桁台だけで7頭、さらに10倍台も加えると9頭という大混戦となった。制したのは3番人気フェーングロッテン(松若風馬騎手)で、前走のリステッド競走からの連勝で重賞初勝利となった。

一方のCBC賞では、単勝1桁台こそ5頭と落ち着いた頭数となったものの、1番人気で3.9倍とこちらもやや混戦となった。制したのは2番人気テイエムスパーダ(今村聖奈騎手)で、こちらは人馬ともに重賞初制覇。今年デビューの今村騎手は、重賞初騎乗・初勝利という快挙となった。

ただ残念ながら先週は、2重賞とも「法則外」に終わった。

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

7月3日
-福島小倉函館合計出現率(%)
ALL連番222(2)616.7
一組連番7(2)3(1)7(1)1747.2
同番00112.8
合計9510--
出現率(%)75.041.783.3--
7月3日
-福島小倉函館合計出現率(%)
ALL連番2(2)20411.1
一組連番5(3)2(1)8(2)1541.7
同番00000.0
合計748--
出現率(%)58.333.366.7--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

夏競馬開幕週は、福島・小倉・函館の3場開催・計72レース。内訳は、「一組連番」が計32レース、「ALL連番」が計10レース、「同番」が計1レース。「一組連番」は、ほぼ通常メインモード。そして夏競馬開幕週は「ALL連番」が絶好調発進、一方「同番」が絶不調発進となった。配当面では「100万超0回、10万超5回」と大型配当数は少なかった。メインレースも前週同様、最高で9.7万と僅かに10万には届かなかった。

「一組連番」は前記のとおり通常モードではあったが、小倉開催だけは土曜3回、日曜も2回だけと全く揮わなかった。残る福島・函館で確率メインを牽引した週であったが、高額配当的には共に日曜が良かった。日曜福島では出現5回中3回を「同枠・一組連番」が占め、内2回で36万と8.4万と好配当。函館では「同枠・一組連番」こそ8回中2回と福島よりも少なかったが、10万超だけで2回(33万、46万)。他にも7.9万、メインレース「巴賞」での9.7万と好配当数では、こちらが優った。次週以降、小倉でも調子が出てくることを期待して、引き続き軸馬との人気薄「一組連番」を狙っていこう。

「ALL連番」は、前週の「日曜絶不調モード」から即復調。土曜は3場すべてで各2回ずつの計6回、日曜も函館のみ不発に終わったものの福島・小倉では再び各2回の計4回。「同枠2頭絡み」は土曜函館と日曜福島で「出現すべて」と偏ったものの、配当は10回中9回で好配当万馬券。中でも福島では、土日各1回ずつの10万超高額を輩出。前週までの「上位人気と2桁人気の同枠」よりは、「推奨人気内2頭に人気薄絡みALL連番」が高額配当の演出多く、夏競馬でも少額投資でいけそうな結果を残した。「同枠2頭」や「推奨人気内2頭」を絡めての「ALL連番」で夏競馬も好配当をゲットしてほしい。

「同番」は、夏競馬開幕週に久しぶりに不発となった。唯一出現の土曜函館の配当も0.3万と、「同番」としての本領はまったく発揮できなかった。ただ「同番」は、1年以上に渡っての「長期好調組」かつ「3組中高配当が最も魅力」と言える組み合わせ。復調にはさほど時間はかからないと思うので、次週以降も「次かも・・・」と常にアンテナを張ってほしい。

先週の「万馬券の宝庫・最終R」は全6回中3回とジャスト半数の「法則決着」。そして「法則外」は、配当10万こそ1回あったものの残る2回は万馬券に届かなかったが、「法則決着」はすべて万馬券。その内日曜の2回は「同枠・一組連番」と「同枠2頭絡みのALL連番」と推奨馬券術で決まり、さらにまさに最後の日曜福島最終「ALL連番」から31万と最高配当を記録。前週に続いて「一発回収・最終R」となった。夏競馬も最終Rは「一発高額」を狙っていこう。