武豊騎手、今週10日は韓国競馬のG1に参戦!
先週の小倉2歳ステークスを3番人気のアサクサゲンキで制し、今年8勝目となる重賞勝利を果たした武豊騎手。重賞勝利数ではC.ルメール騎手とM.デムーロ騎手の10勝に次いで2番目に高く、リーディングは8位にランクイン。去年の今頃はまだ50勝にも達していませんでしたが、今年はすでに62勝と好調です。
今週末も順調に勝利数を重ねていきたいところですが、今週は10日にソウル競馬場で行われる韓国G1のコリアC(ソウル競馬場、ダ1800m)と、コリアスプリント(ソウル競馬場、ダ1200m)に参戦予定となっております。
海外での通算勝利数は113勝とこちらの成績も優秀で、今年は年始にはマカオで騎乗、春にはドバイでと、今年も海外のレースへ積極的に参戦。次の海外遠征の舞台は武豊騎手にとっては初挑戦となる「韓国」が舞台となりますが、韓国の競馬はまだまだ発展途上。昨年から初めて外国馬が出走可能なコリアCとコリアスプリントを創設し、徐々に盛り上がりを見せてきているといった状況です。
第2回目の開催となる今年はアジアではすでにトップジョッキーとして人気を誇る武豊騎手が盛り上げに一役買うかたちとなったわけですが、コンビを組むのは昨年のコリアCの覇者のクリソライトで、春にはダイオライト記念連覇を達成しているコンビですから、圧勝してもおかしくなく、現地を盛り上げるだけでなく海外通算成績をさらに伸ばして帰ってくる可能性が非常に高いのではないでしょうか。
韓国のダートは日本の地方競馬の砂に近く、海外遠征としては移動も比較的楽なので、地方へ遠征しに行く感覚に近く、馬への負担も少なくて済みます。出走メンバーも地方馬のレベルと変わらないので、コリアCが海外馬券発売レースの対象であれば間違いなくこの馬の単勝を厚く買っていたでしょう。
韓国遠征についてのインタビューでは「去年は圧勝だったし、連覇となればいいね。今年は海外で勝ってないから、ぜひ勝ちたい」とコメントしており、今年初の海外勝利に向けて意欲を語った武豊騎手。ぜひとも連覇達成を果たしてきてもらいたいですね。