【アイビスSD予想2022】新潟名物“直千”レース!オールアットワンスやマリアズハートなど出走予定馬を考察
新潟開幕を飾るのは1000mの直線レース“千直”の条件で行われる「アイビスサマーダッシュ」です。直千コースは日本全国でも新潟競馬場のみ、かつ重賞で使用されるのはこのレースのみということで、例年楽しみにしている競馬ファンも多いのではないでしょうか。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
オールアットワンス(牝4、中舘英二厩舎)
昨年の覇者、オールアットワンスは連覇を狙って今年も参戦。前走の韋駄天Sは6着に敗れてしまいましたが、勝ち馬とは0秒4差と大きくは離されておらず、タフな馬場と4番枠と厳しい条件であったことも事実。直線競馬の適性自体は高い馬なので、開幕週の軽い馬場なら巻き返しは十分期待出来るでしょう。実際、時計の出る良馬場開催となった昨年の同レースはメンバー上がり最速32秒0という鋭さを見せており、今年も勝ち負け期待の1頭です。
マリアズハート(牝6、菊沢隆徳厩舎)
今年の韋駄天ステークス覇者、マリアズハート。昨年のルミエールオータムDも勝っており、1000m戦は2戦2勝と直線競馬で高い適性を示しています。いずれも大外スタートと枠の恩恵を受けたことも大きいですが、中団グループ追走から最後馬群を割って抜け出し勝利と好内容の勝ちっぷり。今回は一気に相手が強化されますが、この条件なら無視はできない1頭です。これまで重賞は3戦していずれも掲示板にも載れない結果に終わっていますが、ここならチャンスは十分でしょう。
ライオンボス(牡7、和田正一厩舎)
昨年の2着馬、ライオンボス。アイビスSDの常連で、2019年・1着、2020年と2021年が2着と同レースとの相性は抜群。直線競馬は4勝、2着3回とメンバー1の適性力を持っています。近3戦は13着、9着、5着と調子を落としていますが、昨年の同レースで2着だった際も不振続きからの参戦でしたので、やはり直線が舞台となればこれまでの負けは度外視しても良さそうです。前走の春雷S・5着も、前半は33秒2のハイラップを刻んでおり、スピード自体は健在。得意舞台で復活Vとなるかに注目です。