【アイビスSD予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

1000mの直線レース「アイビスサマーダッシュ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ライオンボス（牡7、和田正一厩舎）

7/27（水）美浦・南P（良）5F69.5－4F53.9－3F39.3－1F10.9（馬なり）

美浦のPコースで3頭併せ。僚馬エンロサディラとミラーレイクを相手に2馬身ほど先行し、直線序盤で横一線に並ぶと、内のエンロサディラに2馬身先着、中のミラーレイクと併入しました。馬なりながら気持ちは集中できており、直線も自ら動いていく姿勢を見せてと順調ぶりが伺えました。1週前は南Wで2頭併せを行い、5F66.5－1F12.3の好時計をマークして半馬身先着。全体時計は自己ベスト更新で、併走馬にもあっさり先着と時計・内容ともに申し分ない追い切りでした。外傷明けということで状態面が気がかりでしたが、この動きと時計なら力は出せる状態に仕上がっていると見て良いでしょう。

オールアットワンス（牝4、中舘英二厩舎）

7/27（水）美浦・南W（やや重）4F53.4－3F38.4－1F11.1（馬なり）

美浦の南Wで単走。序盤はゆったりと進めましたが、徐々にトーンを上げていくと、抜群の行きっぷりで4コーナーをまわり、直線は重心を下げて鋭く加速。ラスト1Fは11.1の猛時計をマークしてゴールしました。全体時計は平凡ですが、先週までは長めからの追い切りを中心に追われているので、最終はしまいのキレを確認する内容。それでも1週前は南Wで5F67.1－1F11.3、2週前もしまいは11秒台マークとしっかり速い時計をマーク。昨年も夏は調子を上げてきてきた牝馬で、上昇気配を見せている今年も好気配で臨めそうです。

マウンテンムスメ（牝4、中野栄治厩舎）

7/27（水）函館・芝（良）5F65.0－3F38.2－1F12.0（馬なり）

函館芝コースを単走。馬なりのままゆったりと進め、しまい重点に追われるとラスト1Fは12.0をマーク。輸送を考慮した軽めの内容でしたが、全体時計は自己ベストを大きく更新し、しまいもこの馬としては珍しく速い時計をマークしており、好仕上がりを印象付けています。1週前には函館芝コースを単走で追われ、5F68.1－1F12.2の好時計をマーク。先週の時計も良かったですが、最終ではさらに時計を縮めてきておりひと追い毎に状態は良化。前走は馬体重が10kgも減っていたので、今回はやや余裕残しで最終追いを終えてと前走の敗因を活かした態勢の整え方も好感が持てます。