オールカマー(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

記事「オールカマー(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析!」のサムネイル画像

24日(日)は中山競馬場の芝2200mでG2「オールカマー」が開催されます。勝ち馬には天皇賞春の優先出走権が与えられるレースですが、過去の勝ち馬にはその後有馬記念を制したマツリダゴッホや、ジャパンカップを制したショウナンパンドラがおり、過去の2着にはその後のエリザベス女王杯で2着に入着したヌーヴォレコルトがおり、多くの馬が様々なG1の舞台で活躍を見せております。

基本的には人気上位で決まりやすい一戦ですが、7年連続で6番人気以下の馬が馬券に絡むなど、人気薄の激走も少なくありません。今回も過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にオールカマーの傾向を探っていきたいと思います。

1番人気は複勝率80%と高いが、伏兵馬の激走にも要注意!

1番人気は「4-3-1-2」で複勝率は80%と高く、過去10年で毎年2番人気以上の馬が連以上(2着以上)の成績を残しております。基本的には人気サイドが強い競馬をしますが、一方で7年連続で6番人気以下の馬が馬券に絡むなど、人気薄の激走も少なくありません。

上位人気が好走するので配当的には大きく荒れることはありませんが、伏兵が上位に食い込む可能性もそれなりに高いと見ておくべきでしょう。

人気データ
人気成績
1番人気4-3-1-2
2番人気2-1-2-5
3番人気2-1-0-7
4番人気0-1-0-9
5番人気1-1-0-8
6番人気0-2-3-5
7番人気0-1-2-7
8番人気0-0-1-9
9番人気1-0-0-9
10番人気0-0-0-9
11番人気0-0-0-8
12番人気0-0-1-7
13番人気0-0-0-7
14番人気0-0-0-7
15番人気0-0-0-6
16番人気0-0-0-4
17番人気0-0-0-1
18番人気0-0-0-1
オッズデータ
オッズ成績
1.0~1.9倍2-0-0-0
2.0~2.9倍2-3-0-3
3.0~3.9倍1-1-2-0
4.0~4.9倍1-0-0-2
5.0~6.9倍0-0-1-5
7.0~9.9倍3-1-0-5
10.0~14.9倍0-2-1-13
15.0~19.9倍0-2-4-11
20.0~29.9倍0-1-0-13
30.0~49.9倍1-0-2-11
50.0~99.9倍0-0-0-20
100.0倍以上0-0-0-28
馬単/三連単データ
馬単三連単
20071,900円16,740円
20081,320円13,780円
20091,610円4,830円
20102,260円13,170円
20111,650円6,120円
20122,740円31,940円
201321,420円64,420円
201411,430円255,930円
20152,390円24,060円
20161,240円8,070円

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。

予想オッズ
人気馬名予想オッズ
1タンタアレグリア3.5
2ステファノス3.9
3モンドインテロ5.2
4アルバート6.3
5ルージュバック8.7
6ブラックバゴ16.5
7ツクバアズマオー23.5
8デニムアンドルビー36.2
9カフジプリンス48.1
10マイネルミラノ68.8
11グランドアルマダ84.6
12ディサイファ106.1
13マイネルサージュ127.8
14パリカラノテガミ158.9
15ショウナンバッハ187.2
16トルークマクト223.5
17マイネルディーン302.2
18ブラックギムレット281.1
19ブラックロード336.4

※正式オッズは馬券発売後に随時公開されます。必ず主催者発表のものと照合しご確認ください

「外枠」&「先行馬」が有利

コースは中山の芝2200m。1コーナーまでの距離は432mと長いため、外枠からでも狙ったポジションを取りに行きやすい特徴があります。3着内27頭中15頭が5枠から外、外枠の好走率の方がやや高めとなっております。

脚質は先行馬が好走しております。スタート後、坂を上り、4つのコーナーをまわる内回りコースを使用するため、ペースは速くなりにくく、先行馬に有利となっております。

枠番データ
枠番成績
1枠0-2-0-10
2枠1-2-2-9
3枠1-2-1-11
4枠0-0-1-14
5枠2-1-3-10
6枠1-2-1-12
7枠3-0-0-14
8枠1-0-1-16

※2014年の新潟開催を除く

脚質データ
脚質成績
逃げ1-1-0-7
先行6-3-3-21
差し2-5-6-32
追い込み0-0-0-35
マクリ0-0-0-0

※2014年の新潟開催を除く

前走「宝塚記念組」が優秀、前走惨敗からの巻き返しも目立つ

前走は重賞組がほとんどで、その中でも宝塚記念組が中心となります。前走着順は6着以下が10頭もおり、前走惨敗から巻き返す馬も目立っております。

前走データ
前走成績
宝塚記念(G1)3-4-1-6
札幌記念(G2)3-1-2-9
七夕賞(G3)1-1-0-2
天皇賞春(G1)1-1-0-4
天皇賞秋(G1)1-0-0-0
新潟大賞典(G3)1-0-0-0
小倉記念(G3)0-1-0-5
前走クラスデータ
前走成績
500万下0-0-0-0
1000万下0-0-0-0
1600万下0-0-0-9
オープン特別0-0-2-16
G32-3-4-48
G23-1-3-20
G15-6-1-13
前走着順データ
前走着順成績
1着1-2-1-13
2着1-0-2-14
3着2-0-1-2
4着0-2-2-9
5着1-2-3-9
6~9着3-2-1-29
10着以下2-2-0-35

騎手は「蛯名正義」「池添謙一」に注目

成績が良いのは蛯名正義騎手と池添謙一騎手の2名。とくに池添騎手は3走のみと数は少ないですが、全て馬券圏内に入着しております。

騎手データ
騎手成績
蛯名正義2-0-1-7
池添謙一1-2-0-0
横山典弘1-1-0-4
吉田隼人1-0-0-6
田辺裕信1-0-0-4
柴田善臣1-0-0-7