【キーンランドC予想2022】夏のスプリント王の座を巡り実績馬が集結!ウインマーベルやレイハリアなど出走予定馬を考察
サマースプリントシリーズも終盤戦。同シリーズ第5戦目となる「キーンランドC」が札幌競馬場で開催されます。秋のスプリンターズSに向けた馬達の始動戦となるレースの1つで、実績馬から北海道競馬での上り馬まで、多種彩々なメンバーが揃います。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ウインマーベル(牡3、深山雅史厩舎)
前走の葵Sを制し、重賞初勝利を果たしたウインマーベル。リステッドの橘S、G3の葵Sと連勝中の勢いがあり、1200mも7戦して全て3着以内と安定感も抜群です。今年初戦のファルコンSは15着と大敗しましたが、直線の入り口でゴチャついて下がってしまったことが影響してと敗因は明らか。今回古馬と初対戦となりますが、斤量差も活かせるここは好勝負の期待十分でしょう。
レイハリア(牝4、田島俊明厩舎)
昨年の覇者レイハリアは連覇を狙って今年も参戦。昨年は軽量51キロの恩恵もありましたが、最初ハナを切るも途中で外から行かれ、スローペース先行インから揉まれながらも伸びてと、古馬初対戦という中でこれだけの競馬が出来た点は高評価。その後は2戦続けて二桁着順と惨敗続きでしたが、前走の函館スプリントSではハイペースを強気に動いて早め先頭から4着善戦と、見せ場たっぷりの競馬で復調気配を見せてきました。弾みをつけて相性の良い札幌へ戻ってきたここは、連覇の可能性十分でしょう。
ジュビリーヘッド(牡5、安田隆行厩舎)
2走前の函館スプリントSで2着だったジュビリーヘッド。続くオープンの青函Sでも2着に好走しており、現在函館で2連対中。1200mは11戦4勝、2着5回、3着1回と好成績で、札幌も昨年の札幌スポニチ杯を快勝と、洋芝の短距離はベスト舞台と言って良いでしょう。決め手に欠けるところがあり勝ちきれていませんが、近6戦は全て馬券圏内に好走しており、安定感は抜群。溜めて弾ける競馬で今回も勝ち負けの期待十分です。