【ローズS予想2022】秋華賞へ向けた重要トライアル！サリエラやアートハウスなど出走予定馬を考察

秋華賞トライアルの3歳重賞「ローズステークス」がいよいよ中京競馬場で行われます。秋華賞の最重要レースということで集まるメンバーのレベルも高く、注目度は高い一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

サリエラ（牝3、国枝栄厩舎）

前走東京2000mの1勝クラスを快勝して駒を進めてきたサリエラ。サラキアの全妹、サリオスの半妹という良血馬で、ここを勝って一族悲願のクラシック制覇を狙います。デビュー戦は東京の1800m戦を逃げ切っており、上がりもメンバー最速の33秒9の脚を使ってと強い勝ちっぷり。前走の1勝クラスも上がり32秒9という強烈な末脚で勝っており、能力は確か。東京で連勝しており、引き続き左回りなのも好材料。重賞初出走となりますが、初制覇も期待できそうです。

アートハウス（牝3、中内田充厩舎）

前走のオークス・7着から挑むアートハウス。阪神2000mで行われたデビュー戦では、番手追走から直線はメンバー最速の上がり33秒9の脚を使って押し切る強い勝ちっぷりを披露しました。その後の1勝クラスのエリカ賞では6着に敗れましたが、続く忘れな草賞ではしっかり1番人気に応えて差し切って快勝。そして前走のオークスでは3番手からレースを進める積極的な競馬を展開しましたが、直線で失速し7着と結果を残せませんでした。今回二度目の左回りですし、距離も不安なし。秋華賞制覇のためにはここはしっかりと勝っておきたい一戦と言えるでしょう。

ラリュエル（牝3、矢作芳人厩舎）

前走1勝クラスの都井岬特別を快勝したラリュエル。今年初戦のクイーンCでは3番手の好位から抜け出す競馬で4着に善戦しました。続くチューリップ賞では歯が立たず7着に敗退してしまいましたが、前走の都井岬特別では積極策でハナに立つと、緩めのペースで逃げてそのまま快勝。半兄には国内外で重賞を3勝しているステイフーリッシュがおりますが、スタミナとパワーがある同馬に対してこちらは脚が軽くてバネがある1頭です。春は大きな見せ場は作れませんでしたが、この秋に成長した姿を見せてくるか。注目の1頭です。