【凱旋門賞2022】予想オッズ1番人気はルクセンブルク、日本馬タイトルホルダーは5番人気
現地時間10月2日は世界的な競馬の祭典「凱旋門賞」がフランスのパリロンシャン競馬場で開催。日本馬は過去一度も同レースを優勝できておらず、日本競馬にとっては悲願とも言えるレースだ。
もはや“悲願”が恒例フレーズとなっているが、今年も悲願達成へ向けて4頭の日本馬が参戦。宝塚記念でG1・3勝目を挙げたタイトルホルダー、今年の日本ダービー馬ドウデュース、昨年の凱旋門賞・14着のディープボンド、海外重賞2勝の実績が光るステイフーリッシュの精鋭たちが挑戦する。
先日、出走していれば1番人気は確実であったであろう10戦無敗の欧州最強馬・バーイードが回避を表明したことで、オッズも大きく変動。英国大手ブックメーカーのWilliamHillの現時点(21日)の予想オッズでは、10日に行われた愛チャンピオンSを制したルクセンブルクが5.00倍で1番人気、G1・5連勝中のアルピニスタが8.00倍で2番人気、昨年の凱旋門賞覇者トルカータータッソが9.00倍で3番人気というのが上位3頭の順位となっている。
8月に英国ダービー馬・デザートクラウンが回避を発表した際には、日本馬のタイトルホルダーが押し出されるかたちで主要ブックメーカーで1番人気に推されることもあったが、前哨戦で好走した他の有力馬の人気が上がっていき、タイトルホルダーは現在は10.00倍の5番人気に落ち着いている。また、ダービー馬のドウデュースについても、当初は5~7番人気あたりを前後していたが、先日前哨戦のニエル賞で4着に敗れたことも影響し、現在は26.00倍の10番人気まで後退している。予想オッズは下記の通り。
有力どころの回避表明や、前哨戦の結果などでオッズは変動し続けてきたが、各馬トライアルを終え、ここへきてオッズも定着。日本馬ではタイトルホルダーが一番の期待馬となりそうだが、4頭が参戦と久々に多勢で挑める今年は期待値も高い。世界トップクラスが集まる長距離戦、20頭近く参戦する多頭数と壁は大きいが、ここを乗り越えて悲願達成を果たしてもらいたい。
■凱旋門賞2022の予想オッズ(WilliamHill)
- ルクセンブルク/5.00
- アルピニスタ/8.00
- トルクァートアタッソ/9.00
- アダイヤー/9.00
- タイトルホルダー/10.00
- オネスト/13.00
- ヴァデニ/21.00
- ラパリジェンヌ/21.00
- ウエストオーバー/21.00
- ドウデュース/26.00
- ハリケーンレーン/34.00
- アルハキーム/34.00
- シムカミル(追加登録必須)/41.00
- ラッソー/41.00
- スウィートレイディー/51.00
- メンドシノ/51.00
- ブルーム/51.00
- チューズデー(追加登録必須)/51.00
- トゥルーテスタメント/51.00
- ディープボンド/51.00
- サンマルコ(追加登録必須)/67.00
- バブルギフト/67.00
- ベリーエレガント(追加登録必須)/67.00
- グランドグローリー/67.00
- ニューロンドン/67.00
- ステイフーリッシュ/67.00
- ラプティココ/67.00
- マレオーストラリス/67.00
- マックスウィニー/101.00
- ムタバイ/101.00
- バイカラ/101.00
- シーリウェイ/101.00
- ストーンエイジ/101.00