【スワンS予想2017】セイウンコウセイ、巻き返しは1400mで！

マイルCSへ向けての最後の前哨戦となる「スワンステークス」。大穴メイショウナルトを買い目に入れてワクワクしながらレースを見ていた去年のスワンステークスから早一年、月日が経つのはなんと早いことかと思いながらも、リベンジを果たしたい思いで予想にも力が入りました。

今年のスワンステークスの本命馬はセイウンコウセイです。ある程度前で競馬ができる馬で道悪もこなせる馬を探しておりましたので、序盤から目をつけていた馬です。過去の傾向的にも買いな外枠に入ったことで、重い印を打たせていただきました。

今年は1200mしか走っておりませんので、約1年ぶりの1400m戦となります。連対率100%の京都での距離延長なら！という期待混じりの予想ではありますが、最後に1400mを走った渡月橋Sでは重馬場の中で逃げて上手くペースをスローにコントロールいて勝つという立派な勝ち方を見せてくれましたし、条件は良いです。3～4コーナーもしっかり我慢しており、仕掛けを待って直線序盤で一気に一脚を使うという競馬ができているので、少し言い過ぎかもしれませんが、マイルもこなせる可能性があるのではないかと思っているくらいです。

さらに、今回は馬場も味方となりそうな点も好材料です。雨で時計がかかっていた高松宮記念然り、重馬場だった渡月橋S然り、パワーを要する馬場で結果を出しております。タフな馬場の中でもしっかりと脚を溜め、抜け出す時の一脚も伸びがあります。

唯一懸念しているのは状態面です。前走のスプリンターズSでは11着、2走前の函館スプリントでは4着と、近2戦を落としております。函館スプリントでは早いペースの中で何とか4着まで粘る競馬を見せているのに、前走のスプリンターズSでは流れていたわけではない中で大きく崩れて11着。道中馬群に揉まれる展開は確かに向きませんでしたが、直線ではいつも見せている脚の片鱗が一切見られませんでしたので、状態面が良くなかったのかなという不安もありました。

今回は一叩きされて稽古の動きも上々でしたので、この馬が結果を出している条件での出走ということもあり、本命とさせていただきました。物足りなかったスプリンターズSからの巻き返しに期待したいと思います。

次に、対抗馬に選んだのはサングレーザーです。今回の舞台である1400mは2戦2勝と負け知らず。今年の春にマイルから距離を短縮してきましたが、1400mで開花し始めた印象があります。要所での反応の良さや、内をついて捌いていくなどの器用さも持ち合わせている馬なので、2枠3番と内枠に入れたのも好材料です。今回は相手も強化されますが、今年は古馬戦で苦戦する3歳が多い中で高いパフォーマンスを続けてこれている3歳馬ですし、こちらも期待混じりではありますが、楽しみな1頭ということで選ばせていただきました。

最後は、連下に人気のレッツゴードンキを選ばせていただきました。桜花賞馬で、地方交流も含むG1で5度の連対経験、前走のスプリンターズSでもレッドファルクスには交わされたものの2着に入線と、このメンバーの中では負けられない実績ですから威厳を見せたいところでしょう。今回は馬場も重くなりそうで、条件も向いております。それでも今回連下までとさせていただいたのは、最大目標に香港スプリントがあるからです。関東まで輸送せずに済む点や、54kgで出走できる点、実績のある条件の走りやすいコースである点から、無茶なレース選択ではないことは明らかですが、今回は馬場も重く内枠ですから厳しい競馬となる可能性は高そうです。余裕を残した競馬をするなら連下までかなと予想させていただきました。

以上が、スワンステークスの予想となります。本命はセイウンコウセイ、対抗にサングレーザー、連下のレッツゴードンキという予想で勝負をさせていただきたいと思います。それでは、皆さんの馬券のご健闘を祈ります！