【京王杯2歳S予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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今後のビッグレースに繋がる2歳重賞「京王杯2歳ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ヤクシマ(牡2、寺島良厩舎)

11/3(水)栗東・CW(良)6F80.8-5F66.7-4F52.3-3F37.5-1F11.9(馬なり)

栗東CWコースで3頭併せ。僚馬リリーバローズと2歳未勝利の馬を追走するかたちで進め、前半脚を溜めてコーナーで最内から一気に前へ取り付くと、直線はラスト1F11秒9の鋭さを発揮し2頭に半馬身差を付けて最先着を果たしました。直線最後まで終始行きたがるところが見られましたが、制御も利いており直線は軽く促されただけで待ってましたと言わんばかりに鋭く反応して伸びてと、状態の良さが伝わる内容でした。1週前はCWコースで後ろに併せ馬を置いた追い切り行い、6F84.5-1F11.5をマークしクビ差先着。併走馬には詰められましたが、馬なりながらしまいはしっかり伸びて相手をおさえて先着できてたのは好感が持てます。先週は後ろに馬を置き、最終は前を見ながらと違うかたちの追い切りを消化しながら最先着を果たしてと好内容の追い切りを消化。仕上がりは順調と見て良さそうです。

ブーケファロス(牡2、清水英克厩舎)

11/3(水)美浦・坂路(良)4F54.1-3F38.8-2F25.3-1F12.5(馬なり)

美浦の坂路で2頭併せ。僚馬ミツカネアースを1馬身追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線はしばらく併走して軽く促されると楽な手応えのまま一気に相手を突き放して2馬身先着しました。1週前は坂路で2頭併せを行い、一杯に追われた古馬3勝馬にあっさり追走併入。時計も4F52.9-1F12.9で全体時計は自己ベスト更新。コントロールの難しいところがあった馬でしたが、ハミを替えた効果もあってか操縦性が増した印象を受けます。レースでも進路取りに苦労するところが見られましたので、追い切りで課題へ向けた取り組みを行われている点も好感が持てます。本番の走りに期待したくなる追い切りを見せてくれたというところで、高く評価したいと思います。

オオバンブルマイ(牡2、吉村圭司厩舎)

11/3(水)栗東・CW(良)6F82.1-5F67.7-4F53.0-3F37.8-1F11.6(一杯)

栗東CWコースで2頭併せ。僚馬スマートフォルスを4馬身追走し、コーナーから直線入り口にかけてジワジワと差をつめて取り付くと、直線でもしばらく併走。ゴール前でムチが入るとこれに鋭く反応して一気に突き放して2馬身先着しました。前走は好位内で脚を溜め、直線は内ラチ沿いから鋭い脚で抜け出すレースセンスの高い競馬ぶりを披露。デビュー戦から完成度の高い競馬を披露しており、追い切りでも落ち着いた走りで無駄がなく、鞍上の指示にも素直に鋭く反応して突き抜けてと、大人びた雰囲気を漂わせています。デキに関しては不安がないと見てよいでしょう。