【中日新聞杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
2000mのハンデG3「中日新聞杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
プログノーシス(牡4、中内田充厩舎)
12/7(水)栗東・CW(良)6F83.3-5F67.8-4F52.4-3F36.8-1F11.1(馬なり)
藤岡佑介騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬3勝の僚馬ブルースピリットを2馬身追走し、4コーナーは外を大きくまわって取り付くと、直線は軽く促しただけでラスト1F11秒1の切れ味で伸びて半馬身先着しました。1週前は重い馬場のCWコースで2頭併せを行い、6F83.1-1F11.3とここでもしまいは鋭く伸びて半馬身先着。毎回追い切りで速い時計は出してくる馬ですが、今回も楽に前走以上の好時計を出して併走馬に先着しており、順調な調整ぶりです。約半年ぶりの前走を叩かれた上積みも見込めそうで、ここは万全の態勢を整えていると見てよいでしょう。
カントル(牡6、藤原英昭厩舎)
12/7(水)栗東・坂路(良)4F52.1-3F37.6-2F24.4-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で2頭併せ。古馬オープンのグレートウォリアーを1馬身追走し、ラスト1F12秒3の脚で取り付いて併入しました。しまいの反応と動きだけを確認する軽めの内容でしたが、終始良いリズムを保って走れており、末脚も追えば弾けそうな気配があります。しっかり力は発揮できる状態にありそうです。1週前は栗東坂路で一杯に追われ、ラスト1F11秒8の脚で先行させた僚馬にクビ差先着しました。びっしり追われる内容で、2Fのラップを12秒0-11秒8の好ラップでまとめて併走馬にしっかり先着と、負荷のかかった好内容の追い切りでした。最終追いでしっかり態勢は整った印象で、好仕上がりを印象付けています。2走前の佐渡Sが約1年1ヶ月の長期休養明けでしたが、ここをしっかりと勝ちきっており、前走のアルゼンチン共和国杯も4着に善戦と、確実に調子を上げてきている1頭です。
ソフトフルート(牝5、斉藤崇史厩舎)
12/7(水)栗東・CW(良)6F82.9-5F66.8-4F52.1-3F37.5-1F11.4(馬なり)
酒井学騎手を背に栗東CWコースで単走。前半はゆったりと入り、しまいだけ促されるとラスト1Fは11秒4の好時計をマークしてゴールしました。1週前はCWコースを馬なりで5F69.0-1F12.4をマーク。内容としては軽めの追い切りを先週から消化していますが、秋3戦目の中2週なので強めの負荷は必要ないでしょう。最終追いではしっかり溜めた脚を使えていることは確認出来ますし、前走と2走前も上がりはメンバー最速の脚を使っています。秋初戦の新潟牝馬Sは7着と敗れましたが、前走のアンドロメダSは大外をまわって3着と調子を上げてきています。叩き3戦目の上積みもまだまだ期待できそうで、軽ハンデにも恵まれた今回は高いパフォーマンスが期待できそうです。