【阪神カップ予想2017】サングレーザー、1400mはベストの舞台

23日(土)は阪神の今年最後の重賞「阪神カップ」が開催されます。賞金額は6500万円とG2レースの中ではかなり高額で集まる馬のレベルも高く、例年見応えのあるレースが繰り広げられております。

さっそくの本命馬ですが、今回はサングレーザーです。10月のスワンステークスを優勝し重賞初制覇を果たします。今年は5月の条件戦から勝ち進めてきており、スワンステークスでは4勝&重賞初制覇を達成。スワンステークスではやや出遅れ気味で後方からの競馬となりますが、上手くリカバーして3~4コーナーでしっかりと内を立ち回り、直線でも鋭い反応で内を突いて伸びてきました。前走のマイルチャンピオンシップは内枠から控える競馬で、直線で先に抜け出したエアスピネルの後ろの好位置から競馬を進め、直線でもエアスピネルをとらえる勢いで詰め寄るも、最後は後ろからペルシアンナイトにまとめて交わされてしまい3着に入着という内容でした。

前走の1600mは約半年ぶりでしたが、ラストまでいい脚を使っており持続力がある馬で全く問題はありませんでした。今回はこれまで勝ってきたベストの1400mに戻りますし、引き続き相性の良い福永騎手で挑める点も好材料。間隔が短く疲れが心配ですが、調教の内容も良く、好調が続いてそうなここはメンバー的にも重い印を打ちたい一頭です。

次に対抗馬に選んだのはアポロノシンザンです。条件戦でくすぶっておりましたがようやく再度重賞に挑戦してきた逃げ馬。今回同タイプのトウショウピストがどこまで付いてくるかによってペースは変わってきそうですが、スローペースでもハイペースでも結果を残している点は強みです。1400mはこの馬のベストの舞台ですし、マイペースで逃げれるなら残る可能性は非常に高い一頭だと思います。

次に単穴に選んだのはシュウジです。去年の覇者ですが、近走は凡走が続いており4戦連続二桁着順と今年は不調続き。しかし前走のスプリンターズステークスでは着順こそ10着に敗れておりますが、道中最後方からラスト3ハロン上がり最速32.7秒で0.4差という内容は面白いと感じます。リピーターがよく来るレースでもあるので復活するならここと予想して、単穴に選ばせていただきました。

最後に連下にはキャンベルジュニアシャイニングレイを選びました。近2戦は重馬場で泣かされた口のキャンベルジュニアは良馬場なら巻き返せるチャンスはあると思いますし、夏以来となりますが重賞2勝の実績をもつシャイニングレイも状態さえ良ければ好走してもおかしくないでしょう。

以上、阪神カップの予想でした。本命馬がサングレーザー、対抗馬はアポロノシンザン、単穴にシュウジ、連下にキャンベルジュニアとシャイニングレイを選びました。それでは、皆さんの馬券の健闘祈ります!