カペラSを勝ったリメイクはサウジのリヤドダートスプリントへ、福永騎手のラスト騎乗か

12月11日に中山競馬場で開催されたカペラS(G3、ダ1200m)を制し、重賞初制覇を果たしたリメイク(牡3、新谷功一厩舎)が、2023年2月25日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催されるリヤドダートスプリント(G3、ダ1200m)へ向かうことが明らかになった。13日、同馬を管理する新谷調教師が明かした。なお、鞍上は前走に続き福永祐一騎手が騎乗予定。

また、リヤドダートスプリント後は3月25日にドバイのメイダン競馬場で開催されるドバイゴールデンシャヒーン(G1、1200m)を目指す方針であることも判明。主戦の福永騎手は先日調教師免許の試験に合格し、来年3月には調教師に転身する予定となっている。来年2月末で騎手生活を終えるとするなら、サウジアラビアのリヤドダートスプリントでラスト騎乗を迎える可能性が高そうだ。

リメイクの父ラニは、2016年のUAEダービーを制し、同年の米G1・ベルモントSでも3着に好走した実績馬。海外での活躍が目立つ父を持つだけに、海外重賞初制覇も大いに期待できよう。ラスト騎乗で有終の美を飾って現役騎手を引退し、調教師としての新たなスタートを切れるかに注目だ。