サンデーサイレンス産駒唯一の現役馬、ビュレットライナーが16歳で引退
世紀の大種牡馬サンデーサイレンスを父に持つ明け16歳のビュレットライナー(岩手・佐藤雅彦厩舎)が、1月3日の水沢2R(C2十五組・1300m)を最後に引退したことが明らかとなった。
ビュレットライナーは2004年9月に中央競馬でデビュー。3戦目で初勝利をあげるも、その後は勝利をあげることができず2008年にホッカイドウ競馬へ転出。さらに翌年2009年には岩手に移り、年齢を重ねても元気に走り続けていた。兵庫のダークドーンが昨年4月に登録を抹消されて以降、サンデーサイレンス産駒ではこの馬が唯一の現役馬となっていた。
2016年6月に勝利した水沢2Rの国指定名勝浄土ヶ浜賞が最後の勝利となり、今年の1月3日に出走した水沢2RのC2十五組(7着)がラストランとなった。今後は千葉県八街市の東関東馬事専門学院で第二の馬生を送るとのこと。ビュレットライナー号、お疲れ様でした。
ビュレットライナーは父サンデーサイレンス、母カウンテスステフィ、母父Geiger Counterという血統。通算成績は178戦21勝。