【中山金杯2023予想】有力馬3頭の最終追い切り・調教内容

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東の金杯レース「中山金杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される人気馬3頭の最終追い切りを取り上げましたので、予想の参考にお役立てください。

マテンロウレオ(牡4、昆貢厩舎)

1/3(火)栗東・CW(良)6F81.7-5F67.0-4F52.4-3F37.7-1F12.0(馬なり)

栗東CWコースで単走。テンからある程度飛ばしていき、道中はリズムの良いフットワークで好ラップをマーク。直線は軽く促されてラスト1F12秒0とまずまずの伸び脚を披露してゴールしました。輸送を控えており最終追いは余力残しといった内容でしたが、昨年のアンドロメダSから使い詰めですので、負荷は必要なし。大きな状態変化は感じ取れないものの、秋の2戦はしまい重点の軽め追いながらしっかり好走しています。今回も上々の行きっぷりでしまいも楽な手応えでしっかり伸びているので、引き続き一連の出来は保てていると見て間違いないでしょう。

ラーグルフ(牡4、宗像義忠厩舎)

12/31(土)美浦・南W(良)5F68.9-4F53.2-3F38.4-1F12.1(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬ソルエストレーラを後ろにおき、道中は前で折り合いに専念。コーナーは大きくまわるこちらに対して相手はかなり内目から進出。直線序盤で内から突いてくる相手を楽な手応えのままあっさりと突き放し、3馬身差でゴール。抑えた気配で時計もそこまで出していませんでしたが、道中は雄大なフットワークでリズム良く折り合っており、直線は馬なりながらもしっかり踏み込んで伸びてと、気配は良好です。とは言え、ソフトな調整ぶりからもまだまだ完調手前といった段階。まだ良化の余地を残すものの、現状でどれだけの走りが出来るのか注目です。

アラタ(牡6、和田勇介厩舎)

12/31(土)美浦・南W(良)5F70.3-4F54.2-3F38.8-1F11.9(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。3歳未勝利のニシノファンフェアを追走し、直線は内から仕掛けにいってラスト1F11秒9の脚で伸びて併入。先行していた相手に良い勢いで取り付いて序盤は突き放していましたが、仕掛けられた相手もラストは良い伸び脚で取り付かれて併入という内容でした。突き放せなかったところが良くは見えないかもしれませんが、手応えではまだまだ余裕がありました。秋初戦となった11月の福島記念(3着)を使われてある程度良化はしてそうですが、状態的にはもう一つ上を望んでも良いという印象です。馬体も絞れきれてはおらず、評価としてはひとまずは走れる態勢を整えたというところでしょうか。