ゴールドシップ、順調にいけば2019年夏には初年度産駒デビュー!
昨年の有馬記念を最後に引退したゴールドシップは6日(水)の早朝に北海道新冠町のビッグレッドファームに無事到着し、いよいよ北海道での種牡馬生活がスタートした。
通算成績28戦13勝、G1・6勝という輝かしい戦績だけでなく、それ以上に多くの競馬ファンの記憶に残る個性を持った馬だけあって総額9億8000万円で組まれたシンジゲート(繁殖牝馬に種付けできる権利の分割・共有)は即日で満口になった。種付け料は300万円で、2013年の有馬記念を最後に引退しゴールドシップと同じくG1を6勝しているオルフェーヴルの種付け料が600万であることを考えると非常にリーズナブルな料金に思える。競馬ファンの人気と生産界の人気は別物だからという理由もあるかもしれないが、中小牧場にもチャンスを与えたいという馬主の意向もあり、中小牧場にとっては牧場の繁栄につながる嬉しいニュースだ。
次は2月の種牡馬展示会でお披露目!
種牡馬としての試験種付けや精液検査などをクリアすれば、いよいよ本格的な種牡馬生活が始まるわけだ。次にゴールドシップが公の場に姿を表すのはビッグレッドファームが開催する種牡馬展示会の時となりそうだ。次はいつゴールドシップの姿を見れるのかな?と楽しみにしているファンはとりあえずはこの種牡馬展示会でのお披露目を楽しみにしていよう。
順調にいけば初年度産駒は2019年の夏にデビューを迎える予定である。色々な意味で競馬界を盛り上げてくれたゴールドシップだが、お父さんのように実力と個性を兼ね備えた子供たちを競馬界に送り込んでくれることを願って待つことにしよう。