毎日杯（2023）出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析！

今週の阪神競馬の土曜メインは3歳重賞の「毎日杯」です。優先出走権が得られるトライアル競走ではありませんが、春の大レースを目指す3歳馬にとって重要な前哨戦とされている一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに毎日杯の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は3着内率90%、波乱は皆無の堅実レース

人気は「1番人気」と「2番人気」が最多タイの3勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「1番人気」が最多となっています。「1番人気」の複勝率は90%と好走率は高く、軸には最適なデータとなっております。「2・3・4番人気」も複勝率はいずれも50%以上と安定しており、3着内に入った30頭中20頭が「1～3番人気」の馬と上位人気は堅実です。3連単は1万円以下が5回となっており、波乱は皆無。堅実決着傾向はかなり強めのレースと言って良いでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「1枠」と「5枠」が好成績＆脚質は「先行」がやや優勢

コースは阪神競馬場の芝1800mを使用。枠は、「1枠」が最多の3勝を挙げており、連対数は「1・2・5枠」が最多タイ、3着内の回数は「1枠」と「5枠」が最多タイとなっています。そこまで極端な傾向は見られませんが、データ的には「1枠」と「5枠」が好成績です。

脚質は、「先行」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多となっています。ただ、「逃げ」は2勝、「追い込み」も3勝と極端な脚質も決まっており、どの脚質もまんべんなく好走しています。脚質については「先行」がやや優勢という程度に考えておきたいと思います。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の7勝を挙げ、連対数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■前走レースは「共同通信杯」に注目

前走レースは最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「共同通信杯」が参考レースとしての重要度が最も高そうです。

前走着順は「1着」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「10着以下」は3着1回のみで割り引けそうですが、「6～9番人気」は2勝、2着1回と連には絡んでいますので、前走で二桁着順に大敗している馬でなければ、巻き返しのチャンスは十分ありそうです。

■騎手は「松山弘平」に注目

騎手は「川田将雅」「武豊」「松山弘平」の3名の騎手が2勝ずつを挙げていますが、今年は「川田」騎手と「武豊」騎手の騎乗予定がありません。今回は騎乗予定がある「松山弘平」騎手に注目したいと思います。