【阪神牝馬ステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
ヴィクトリアマイルの前哨戦「阪神牝馬S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
ルージュスティリア(牝4、藤原英昭厩舎)
4/5(水)栗東・坂路(良)4F53.6-3F38.7-2F24.6-1F11.8(馬なり)
栗東坂路で単走。外ラチを走る他厩舎の馬が前におり、単走ながら同馬と併せるようなかたちの追い切りとなりましたが、馬自らが前へ出ていく意欲を見せて内から交わしてゴールしており、馬もやる気になっている印象。1週前は川田将雅騎手を背に坂路で2頭併せを行い、4F53.3-1F12.1をマークして、先行させた古馬1勝クラスの僚馬アスクドゥラメンテにクビ差先着。自己条件3連勝中と秋からは充実しており、ここも目下の勢いを維持しての参戦となりそうです。
ピンハイ(牝4、田中克典厩舎)
4/5(水)栗東・CW(良)6F86.5-5F69.5-4F53.2-3F37.5-1F11.3(馬なり)
高倉稜騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬プライムラインに2馬身先行し、直線は内から迫る相手を待って横並びに。序盤で一瞬前へ出られるも、見せムチに即座に反応してラスト1Fは11秒3の切れを見せて1馬身先着しました。相手の仕掛けに合わせて伸びて先着と好内容の追い切りを消化しました。1週前も高倉騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F84.8-1F11.8をマークし、併走馬に楽に追走併入。しまい11秒台を2週連続でマークしてきたのは今回が初めてで、3週連続CWコースで6Fを追われるパターンも今回が初めてです。近走の中ではもちろん、キャリアを通じて一番好内容の追い切りをしてきた印象です。
ママコチャ(牝4、池江泰寿厩舎)
4/5(水)栗東・坂路(良)4F50.1-3F36.8-2F24.4-1F12.2(馬なり)
栗東坂路で単走。先週ビッシリ追われた分最終は軽めの内容でしたが、4F50秒1は自己ベストを更新する好時計で、ラスト2Fも12秒2-12秒2の好ラップ。他厩舎の馬も多い時間帯で混み合った中での追い切りでしたが、馬場の真ん中を自分のペースでスムーズに走れていたのも好感が持てます。1週前はCWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて6F82.0-1F11.3をマークし、先行させていた3歳未勝利の相手を楽に交わして2馬身先着と、好内容の追い切りを連発しています。「前走は80点くらいのデキ。現時点で90点以上」と厩務員からもデキの良さをアピールするコメントが出ており、休み明けながら期待の持てる仕上がりです。