【日経新春杯2016】オススメしたい2頭

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今週の重賞は第63回日経新春杯(京都、芝2400m)だ。今年初のG2レースとなるが、出走頭数は12頭といささか寂しい感じがある。天皇賞(春)へと続く長距離路線の第一歩という位置づけでもあり、春の展望を占う上で注目しておきたい一戦だ。

今年の日経新春杯はシュヴァルグランとサトノノブレスの2頭を注目馬として取り上げたい。

シュヴァルグラン(牡4)は大魔神こと佐々木主浩が所有する馬で、現在条件戦を3連勝中。重賞初勝利へ向けて近走はメキメキと力をつけてきている。鞍上は前走のオリオンSに引き続きC.ルメール騎手となるが、2014年の日経新春杯をサトノノブレスで優勝しており心強い。オリオンSでは最後の直線を鞭も使わずに2着馬に3馬身差を付け、ゴール手前ではルメール騎手も思わず後ろを振り返るほどの余裕があり、他馬に格の違いを見せ付けた。G1レース2勝のヴィルシーナの半弟ということもあり注目しておきたい一頭である。

2014年にルメール騎手が手綱を握ったサトノノブレスは今年も出走予定。今年は武豊騎手が騎乗予定となっており、新しいコンビで同レースの2勝目を狙う。6歳となるがハンデは58kgと今回斤量が見込まれ、7枠8番と外目で条件的には決して良いとは言えないが、武豊騎手との新しいコンビでG2馬の意地を見せたいところ。テン乗り(レースでその馬に初めて乗ること)となる武豊騎手がどのように乗るかなども注目しておきたいポイントだ。

今年の日経新春杯はこの2頭を中心に予想を組み立ててみてはいかがだろうか。