【ヴィクトリアマイル2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

古馬女王決定戦「ヴィクトリアM」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

スターズオンアース（牝4、高柳瑞樹厩舎）

5/10（水）美浦・南W（良）6F82.9－5F66.6－4F52.2－3F37.5－1F11.3（馬なり）

C.ルメール騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ステラダイヤを5馬身追走。4コーナーで内から一気に差を詰めて直線入り口で並びかけると、先に相手が動いて前を出ていく展開に。それを見てから仕掛けると、鋭く反応してラスト1Fは11秒3の脚で差し切って1馬身先着しました。最後まで余力を残しながら楽に相手を圧倒して先着と、好内容の追い切りを消化しました。1週前は南Wで同じくステラダイヤと併せ馬を行い、6F83.1－1F11.1をマークして楽に1馬身先着。先週も馬なりながらしまいは騎手が抑えきれないほどの手応えで伸びており、さすがG1・2勝馬と言える動きです。万全の態勢を整えており、不安は見当たりません。

ソダシ（牝5、須貝尚介厩舎）

5/10（水）栗東・坂路（良）4F52.5－3F38.0－2F24.4－1F11.9（馬なり）

酒井学騎手を背に栗東坂路で単走（レースはD.レーン騎手が騎乗）。感触を確かめる程度の軽めの内容でしたが、ラスト1Fは抜群の手応えで伸びて11秒9の好時計をマーク。馬体を沈めて豪快に加速していき馬自身は意欲の高さを見せており、手綱を引っ張ったままでもこの時計と動きなら申し分ない仕上がりと見て良いでしょう。1週前はCWコースで併せ馬を行い、6F78.8－1F11.4の好時計で自己ベスト更新。レースで騎乗するD.レーン騎手とは2週前の追い切りでコンタクトを取っており、重馬場のCWコースで6F81.0－1F11.6をマーク。中間の調整も順調そのもので、万全の仕上がりと見てよさそうです。

サウンドビバーチェ（牝4、高柳大輔厩舎）

5/10（水）栗東・坂路（良）4F56.8－3F40.9－2F25.5－1F12.2（馬なり）

松山弘平騎手を背に栗東坂路で単走。ゆったりと入って最後も馬なりのまま軽く流してラスト1Fは12秒2でまとめてゴールしました。輸送も考慮し最終追いは馬なりで整える程度でしたが、1週前にはCWコースで6F76.9－1F11.3という圧巻の時計をマークしており、実質的な最終追いは先週終えているかたち。普段から追い切りは良く動く馬ですが、今回も溜めをしっかり利かせながらも全体時計は速く、しまいも11秒3でまとめてと、動き・時計ともに文句なしの内容です。叩き2戦目の前走阪神牝馬Sを快勝し、調子も上がってきている様子。いよいよ本調子のここは高いパフォーマンスが期待できそうです。