【TVh賞2023予想】馬券圏内は確実の堅実派？信頼度の高い軸馬候補は〝この馬〟！

札幌競馬の土曜メインは「TVh賞」が開催。洋芝のスプリント戦となれば、狙いたいのはカフジテトラゴンだ。

前走は函館1200mのTvh杯で3着、その前も同じ函館1200mのUHB杯で3着と、近2戦は夏の函館のスプリント戦で連続好走。いずれも先行抜け出しの正攻法の競馬で、安定したスタートから道中も難なく折り合い、最後もスピードを落とすこと無くしっかりと残せる安定感のある1頭だ。3歳時には桜花賞で果敢な逃げを展開しており、G1でもハナをきれるくらいにスピード能力は高い。

1200mは【2-2-3-2】で複勝率は77.7%と安定している。また、そのうち4コーナーを3番手以内で通過していたレースは「2-2-2-0」となっており、積極策に出ればほぼ間違いなく馬券には絡んでくる。

今回の逃げ馬候補はアップリバー、ブライトオンベイス、メイショウエニシアあたりが挙げられるが、ブライトオンベイスは洋芝が初、アップリバーとメイショウエニシアについても積極的に行ったとしてもカフジテトラゴン以上に粘りきれる地力があるかどうかはいささか疑問だ。

鞍上の富田暁騎手も今季の函館は乗れており、好調気配。今回も4コーナーを3番手内で通過できる可能性は高いと見てよいのではなかろうか。近2戦でオープン入りの見込みを十分に感じさせる競馬を見せているカフジテトラゴンが、先行勢の中では最上位と見て、有力視したい。