【JRA関屋記念2023予想】最も信頼度が高いのは〝この馬〟だ!
今週は夏のマイル王を目指すマイラー達が集結する「関屋記念」が開催。過去10年のデータ・傾向でも述べた通り、同レースは1番人気が複勝率80%を誇る堅実レース。狙いすぎは禁物な一戦です。素直に実績と能力が上位の馬から選出するのがセオリーと言えるでしょう。
となれば外せないのは、今年の京都牝馬Sの覇者ララクリスティーヌです。
昨年のスワンSでも2着に好走しており、ベストは1400mという印象が強い馬ではありますが、11月には東京マイルのリステッド・キャピタルSを快勝しており、守備範囲。新潟コースも3戦して2勝2着1回とオール連対を果たしおり、舞台適性の不安もなし。
好位から競馬ができて馬群を割ることもできる優等生で、キャリア13戦中9戦で連対している安定感はこうした条件にこだわらない強みから来るものでしょう。
前走のヴィクトリアマイルは14着に敗退しており、個人的にはもう少しやれてよかったとは感じますが、揉まれ通しの不運なかたちで、緩めのペースで強力な先行勢が相手ではさすがに脚ももたなかったと考えます。
ローカルG3なら巻き返しは十分。少なくとも3着内は堅いと見ており、軸馬としての信頼度はかなり高い1頭ではないでしょうか。
続いて相手ですが、こちらも安定感の高い馬から選出。その馬は前走スプリングC・4着から参戦するアヴェラーレです。
直近5戦は全て掲示板内で、勝ち馬との差も微差。5戦全て上がり3位以内に入っており、最後は必ず良い脚を使って伸びてくれます。前走のスプリングCでも、後方13・4番手あたりから上がり3F32秒5という強烈な末脚で上がってくるパフォーマンスを披露。
新潟は3歳時の2勝クラス・2着のみという実績ですが、確実に脚は使ってくれるので合いそうですし、このメンバーならある程度ポジションも取れそうで、上位争いを演じてくれる可能性は高いと見ています。
ということで今年の関屋記念は本命ララクリスティーヌ、対抗アヴェラーレという予想で勝負したいと思います。