【セントライト記念】1番人気は連対率70%、断然人気確実のソールオリエンスで間違いなしか
いよいよ今週は東の菊花賞トライアル「セントライト記念」が開催。
まだまだ各馬の評価が難しい世代の一戦となりますが、今年は春のクラシックで活躍したソールオリエンスが断トツの人気を集めそうです。
過去10年で1番人気は3勝しており、2着4回で連対率は70%と好成績。ここは能力を考えても素直にこの馬を中心視するのが盤石と思われます。ということで本命はソールオリエンスです。
前走のダービーでは2着でしたが、ゴール板通過後には勝ち馬のタスティエーラを交わしており、もう少し動き出しが早ければ結果は違っていたでしょう。勝ち馬向きの展開だったことを考えれば、2着馬のこの馬の方がより高く評価できると感じます。
また、最後の直線で一気にというよりは、コーナーでジワジワと加速していく形が合いそうで、皐月賞を制した中山コース替わりもプラスに働いてパフォーマンスも上がってくるでしょう。
唯一の懸念が仕上がり具合で、菊花賞への叩きの一戦ということで、どこまで仕上げてくるのかが注目ポイントとなりそうです。1週前はWコースで6F80秒5―1F11秒の好時計をマークし、併せた2頭に先着して自己ベストを更新と動き・時計ともに文句なし。地面へのタッチも柔らかく、状態面の不安は感じられません。ここは崩れることはないと見て、本命軸馬として有力視したいと思います。
問題は相手ですが、対抗馬として有力視しているのは、日本ダービー・9着から参戦するシャザーンです。
この馬の強みは、キャリア5戦全てで上がり3位以内の堅実な末脚。皐月賞・6着、ダービー・9着と春のクラシックは掲示板にものれませんでしたが、3走前のすみれSでは上がり最速33秒1の末脚を繰り出して快勝しており、末脚の鋭さは上位です。
6頭立てスローと参考にはし難いレースでしたが、皐月賞ではある程度流れた展開にも対応できていたので、中団前目で折り合って一瞬の脚で抜け出すという競馬もハマりそうな気配です。中山はさっそく差しも決まっており、前目から良い脚が使えるタイプのこの馬ならソールオリエンスに迫る競馬もできるでしょう。
菊花賞出走を確実にする為にもここは負けられない一戦。勝負度合いでもメンバーの中では上位ということで、対抗馬として有力視したいと思います。
ということで今年のセントライト記念は本命ソールオリエンス、対抗シャザーンという予想で勝負したいと思います。