【アルゼンチン共和国杯2023予想】ヒートオンビート条件好転で反撃!得意舞台で改めて期待
2400mのジャパンカップや2500mの有馬記念の前哨戦に位置付けられており、ここで弾みをつけてG1に臨みたい馬たちが出走してくる「アルゼンチン共和国杯」。
舞台適性の高さで上位となるのは昨年3着のヒートオンビートだ。
昨年は不利な外枠から追走し、直線でもやや外へ振られるロスがありながら3着に善戦。また、同条件で開催された今年の目黒記念では自然な流れで中団のインから追走し、直線では序盤少し窮屈なシーンがありながらも鞍上のレーン騎手が巧みに捌いてラスト300mで一気に加速。最重量58kgを背負いながら馬群を縫って強烈な伸びを見せ、見事念願の重賞初勝利を果たした。
豊富なスタミナと持続力がこの馬の大きな魅力で、府中の長丁場は同馬にとってベスト舞台と言って良いだろう。
続く前走の京都大賞典は9着と大きく順位を落としたが、中団外でロスあり、直線でもカットされて接触する不利があり、最後は伸びなかった。約4ヶ月半の休み明け、道中の不利、道悪と条件が合わなかっただけで、不完全燃焼という内容。得意舞台に戻って中3週の叩き2戦目と大幅に条件が好転する今回は、高い信頼度を持って買える1頭ではなかろうか。