障害界を盛り上げてきたベテラン・平沢健治騎手が引退、23日の中山大障害がラスト騎乗
障害界のベテラン騎手として活躍してきた平沢健治騎手が、12月23日に中山競馬場で開催される中山大障害(G1、障4100m)を最後に引退することが明らかになった。20日、JRAが発表した。同レースではマイネルレオーネ(牡11、清水久詞厩舎)に騎乗予定。
平沢騎手は2001年3月に稗田研二厩舎からデビュー。デビュー3年目から障害レースにも騎乗するようになり、2011年には平地免許を返上し、障害レースに専念。2016年の小倉サマージャンプをマキオボーラーで制し、重賞初制覇を達成。2020年の京都ジャンプSではタガノエスプレッソで逃げ、番手から追走したオジュウチョウサンをおさえて快勝し、王者に土をつけた。
今後は栗東・松下武士厩舎の調教助手になる予定。JRA通算121勝、うち障害重賞5勝(12月18日現在)。