【愛知杯2024予想】波乱必至の牝馬ハンデ戦!ミッキーゴージャスやセントカメリアなど出走予定馬を考察
小倉競馬の土曜メインは、牝馬限定のハンデG3「愛知杯」です。2011年以降は毎年7人気以下の人気薄が馬券に絡んでおり、牝馬限定のハンデ戦らしくとにかく波乱傾向が強い一戦です。今年はどんな馬が揃ったのでしょうか?今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ミッキーゴージャス(牝4、安田隆行厩舎)
前走の修学院Sを快勝したミッキーゴージャス。中団追走から勝負どころで外を回って追い上げ、力強い末脚で突き抜けて1馬身1/4差で快勝。昇級初戦で牡馬相手に完勝を果たしており、高いポテンシャルを感じさせてくれています。通算6戦4勝で大きく負けたのはオークス・14着のみ。競馬馬場不問の安定感は抜群です。二冠牝馬ミッキークイーンを母に持つ良血馬で、大舞台での活躍も期待できる1頭です。
セントカメリア(牝5、高野友和厩舎)
前走のサンタクロースSを快勝したセントカメリア。後方9番手から直線で豪快に上がっていき、上がり最速33.8秒の脚で差し切って快勝。前走までは4戦連続で馬券圏外に敗れるなど長らく3勝クラスで低迷していた馬でしたが、強い勝ちっぷりで見事オープン入りを果たしました。今回は試金石の一戦となりそうですが、兄のアドマイヤジャスタも4歳時の函館記念を15番人気で制し、5歳時にダイヤモンドS快勝、6歳秋にオーストラリアのコーフィールドCを制しているように晩成タイプの血統。本格化の兆しを感じさせており、遅咲きの血をここで開花させることができるかに注目です。
コスタボニータ(牝5、杉山佳明厩舎)
ディセンバーS・2着から参戦するコスタボニータ。先行力のある馬ですが、前走は中団前目から追走し、直線は狭いスペースを割って伸びて2着に好走。立ち回りがうまく、折り合いに不安がないタイプで展開に応じて走れる優等生です。1800m以上の経験はありませんが、過去のレースぶりから距離延長はむしろプラスに働く可能性も十分。昨年の阪神牝馬SとクイーンSでも3着に好走しており、重賞でも戦える地力がある1頭です。