【中山記念2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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中山競馬開幕一発目の重賞「中山記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

エルトンバローズ(牡4、杉山晴紀厩舎)

2/21(水)栗東・坂路(やや重)4F54.9-3F38.9-2F24.6-1F11.8(馬なり)

西村淳也騎手を背に栗東坂路で単走。内ラチ沿いを手応え良く駆け上がっていき、ラスト1Fは11秒8の鋭さを見せてゴール。1週前も西村騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、直線は併せ馬の後ろにピタリと付き、合図があると外からジワジワと伸びてラスト1Fは11秒3の脚で交わして2馬身先着しました。CWコースから最終坂路はこれまで同様のパターンで、ここ2走も11秒台で走れており、高いレベルで好調キープできている印象を受けます。雨で馬場が重かった中でもしっかりと脚を使えている点も好材料で、問題なく力は出せる状態で臨めそうです。

ドーブネ(牡5、武幸四郎厩舎)

2/21(水)栗東・CW(やや重)6F83.2-5F67.2-4F52.3-3F37.4-1F11.8(馬なり)

栗東CWコースで単走。前半はやや抑え気味に折り合って走り、しまい強めに追われてラスト1Fは11秒8の脚で伸びてゴールしました。1週前はCWコースで一杯に追われ、6F79.8-1F11.7の好時計をマークして、自己ベストを更新。道中はキレイなラップを刻んでしまいもしっかり負荷をかけ、最終追いはしまいの反応と伸びだけ確認と、これまでの好走パターンで調整されて時計と動きでしっかりと好調ぶりをアピールできています。3着に好走した昨年よりも時計は出しており、今年も好勝負を演じてくれる可能性は高そうです。

ジオグリフ(牡5、木村哲也厩舎)

2/21(水)美浦・W(やや重)6F84.9-5F68.8-4F53.4-3F38.3-1F11.4(馬なり)

美浦のWコースで3頭併せ。9歳オープンの僚馬フレッチアを後ろに置き、4歳1勝クラスのセラドナイトを先行させ、道中な真ん中で折り合って追走。4コーナーで一気に間隔が詰まると、直線序盤で横一線に並び、ラスト1Fは11秒4の脚で伸びて外フレッチアと併入、内セラドナイトに半馬身先着しました。1週前もWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて7F95.7-1F11.9をマークして半馬身遅れてゴール。相手には遅れましたが、道中のラップはキレイで、時計も自己ベスト更新と優秀です。近走はやや走る気を無くしていた印象を受けましたが、前進気勢を見せてようやく気持ちが乗ってきたように見えます。