【阪神大賞典2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ
天皇賞春へと繋がる重要なステップレース「阪神大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
サヴォーナ(牡4、中竹和也厩舎)
3/13(水)栗東・坂路(不良)4F51.7-3F37.6-2F24.5-1F12.4(強め)
池添謙一騎手を背に栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なリズムで駆け上がり、ラスト1Fは12秒4でまとめてゴール。最後にやや内へもたれるところが見られましたが、もともとモタれるところがある馬で、この程度なら許容範囲と言って良いでしょう。1週前も池添騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F80.5-1F11.6の好時計をマークして2馬身先着。時計は自己ベスト更新で、しまいも11秒6でまとめて余裕の先着と、好内容の追い切りを消化しました。先週・最終といずれも馬場は重かったですが、しっかりと好時計を出してフットワークも軽快。問題なく力を発揮できる状態に仕上げられていると見て良いでしょう。
シルヴァーソニック(牡8、池江泰寿厩舎)
3/13(水)栗東・坂路(不良)4F52.6-3F38.0-2F24.6-1F12.4(強め)
武豊騎手を背に栗東坂路で単走。道中はキレイなラップを刻み、ラスト1Fを12秒4でまとめてゴール。しまいは12.2-12.4とやや減速ラップでしたが、0秒2の減速に留まっていれば問題なし。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F81.1-1F11.6の好時計をマークしてクビ差先着しました。時計は自己ベストに迫る好時計で、ラスト2Fも11.5-11.6の好ラップ。約10ヶ月半の休み明けとなる明け8歳馬ということで状態面の懸念がありましたが、思った以上に動けており、上々の仕上がりを印象付けています。
ディープボンド(牡7、大久保龍厩舎)
3/13(水)栗東・CW(不良)6F82.0-5F66.5-4F51.4-3F36.7-1F11.5(一杯)
岩田望来騎手を背に栗東CWコースで単走。道中はリズムの良いフットワークでしっかりと折り合い、4コーナーからは馬場の真ん中を弾むようなフットワークで駆け上がり、ラスト2Fを11.8-11.5の好ラップでまとめてゴール。1週前も岩田騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、7F96.7-1F11.3をマークし、内から相手を半馬身交わして先着しました。ラップがチグハグになりがちな馬ですが、最終追いでは非常にキレイなラップを刻んでしまいの鋭さを引き出せています。鞍上とのコンタクトもスムーズで、初コンビでも期待は十分でしょう。