【JRA大阪杯2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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春の中距離王決定戦「大阪杯」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。

ベラジオオペラ(牡4、上村洋行厩舎)

3/20(水)栗東・CW(良)6F80.9-1F11.2(一杯)

上村調教師自らが騎乗し、栗東CWコースで2頭併せ。4歳2勝クラスの僚馬マコトヴェリーキーを先行させ、序盤から軽快に飛ばして追走。直線は内へ進路を取ってラスト1F11秒2の脚で伸びて2馬身突き放して先着しました。前走も馬なりで引っ張り切りの手応えと追い切りは普段から良く動いてくれるタイプで、今回も抜群の手応えと伸びで好時計をマークし自己ベストを更新と、目下の好調ぶりをアピールしました。2週前はCWコースで3頭併せでベラジオボンドにクビ差遅れていますが、ここでは毎日杯に出走するベラジオボンドに合わせた調教内容でしたので問題なし。乗り込み量も豊富で、ここまでは順調そのものです。

ソールオリエンス(牡4、手塚貴久厩舎)

3/20(水)美浦・W(良)6F82.1-1F11.3(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。3歳オープンの僚馬ボンドガールを追走し、直線は内からラスト1F11秒3の脚で並びかけて併入しました。2週前はWコースで3頭併せを行い、6F81.5-1F11.2の好時計をマークし、先行させた2頭を内からスムーズな加速ラップで楽に抜き去り最先着でゴールしました。先週から初のブリンカーを着用して追い切りを消化していますが、道中はしっかりとハミを取っていくところが見られ、感触は良さそうです。古馬になってから精神的に落ち着いてきており、レースや追い切り毎に乗りやすくなってきている印象です。

ステラヴェローチェ(牡6、須貝尚介厩舎)

3/20(水)栗東・CW(良)6F78.5-1F11.3(一杯)

酒井学騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬ガイアメンテを追走し、テンから好ラップを刻んで追走。直線は鋭く反応してラスト1F11秒3の脚で伸びてクビ差遅れてゴールしました。相手には遅れましたが、攻め駆けするタイプの相手でしたので問題はなし。ステラヴェローチェ自身はリズム良く軽快なフットワークで楽に追走できており、直線の反応と手応えも抜群。時計も自己ベストを更新する好時計を叩き出しており、この馬自身は好内容の追い切りを消化できています。前走の追い切りも好時計で本番を見事快勝しており、ここへ来て状態面が一気に上がってきた印象です。