【ニュージーランドトロフィー2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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NHKマイルCのトライアル「ニュージーランドT」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

エコロブルーム(牡3、加藤征弘厩舎)

4/3(水)美浦・坂路(良)4F52.9-3F38.7-2F25.3-1F12.6(馬なり)

美浦の坂路で2頭併せ。6歳オープンの僚馬オセアダイナスティを追走し、坂では内から取り付いてラスト1Fは12秒6の脚で伸びて半馬身差で先着。1週前は横山武史騎手を背にWコースで一杯に追われ、5F65.8-1F11.1の好時計をマークしてゴールしました。全体時計は自己ベスト更新で、ラスト1Fも過去最速の11秒1と素晴らしい時計をマークしてきました。レース毎にパフォーマンスを上げてきており、追い切りでも文句なしと動きと時計。万全の態勢を整えていると見てよさそうです。

ルージュスエルテ(牝3、国枝栄厩舎)

4/3(水)美浦・坂路(良)4F51.8-1F12.4(馬なり)

美浦の坂路で2頭併せ。6歳2勝クラスの僚馬ワンデイモアを追走。坂では一杯に追われた相手に対してこちらは馬なりの楽な手応えで、しまいは12秒4の脚で楽に交わして1馬身先着しました。重たい馬場をものともせず、この日の一番時計をマークして自己ベストを更新と、時計は優秀。先行して一杯に追われた僚馬に対し、馬なりで1馬身先着と動きも申し分ありません。前走も状態は良好でしたが、痛恨の出遅れが響いて3着に惜敗。今回も状態面の気配は良いので、本番でまともな競馬さえできれば見せ場を作ってくれそうです。

オーサムストローク(牡3、伊藤圭三厩舎)

4/3(水)美浦・W(良)5F67.8-4F52.6-3F38.1-1F11.6(馬なり)

田辺裕信騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。4歳2勝クラスの僚馬スズカコーズを2馬身半追走し、道中は後ろで折り合って脚を温存。直線は手応えを残したまま内から並びかけてそのまま併入してゴール。この馬としては比較的おさえた内容でしたが、1週前には田辺騎手を背にWコースで2と併せを行い、6F83.9-1F11.5をマークして併入。道中のラップはキレイで、全体時計は自己ベスト更新、しまいも11秒5のキレを見せてと中身の濃い追い切りを消化しています。約4ヶ月ぶりの休み明けで今年初戦となりますが、いきなり走ってくれそうな気配を感じさせてくれる追い切りを消化してきています。