【帝王賞2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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2024年上半期のダート王決定戦「帝王賞」が26日に開催。各馬が帝王賞へ向けた1週前追い切りを終えてきました。今回はとくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしましたので、予想の際にお役立てください。

メイショウハリオ(牡7、岡田稲男厩舎)

6/19(水)栗東・CW(重)6F79.8-5F65.4-4F51.3―3F36.8―1F11.7(馬なり)

浜中俊騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬アンテロースを先行させ、道中は3馬身ほどの差を取りながら追走。差をジワジワと詰めていき、4コーナー過ぎから取り付いて直線を向くと、楽な手応えでラスト1F11秒7の脚で伸びて併入。昨年の帝王賞時とは違ったローテーションとはなりますが、全体時計は自己ベスト更新で昨年の追い切りより時計は速く、負荷は強め。休み明けではありますが、力は出せる状態に仕上げられている印象です。

セラフィックコール(牡4、寺島良厩舎)

6/20(木)栗東・CW(重)6F82.9―5F68.1―4F52.9―3F37.4―1F11.5(馬なり)

栗東CWコースで2頭併せ。同じく出走を予定している古馬オープンの僚馬キングズソードを5馬身ほど先行させ、道中は前を見ながら折り合いに専念して追走。4コーナーでは外をまわって差を一気に詰めると、直線は一杯に追われるキングズソードを尻目に、楽な馬なりの手応えのまましまいはラスト1F11秒5の脚で伸びて併入しました。3Fの時計はキングズソードと変わりませんが、楽な手応えでこの時計を出せたセラフィックコールの追い切り内容をより評価したいところです。

ノットゥルノ(牡5、音無秀孝厩舎)

6/20(木)栗東・坂路(重)4F52.9―1F12.4(馬なり)

栗東坂路で2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ストリンジェンドを先行させ、前半はゆったりと後ろで脚を溜めて追走。坂では力強いフットワークでタフな馬場を物ともせずに登坂し、ラスト1Fは12秒4をマークして1馬身差でゴールしました。昨年も1週前は栗東坂路で2頭併せを行い、強めに追われて4F50.7-1F12.0をマーク。時計は昨年よりも遅いですが、重馬場でも力強い反応と伸びを見せており、併走馬にもあっさりと先着できており、仕上がりは順調と見て良さそうです。