【プロキオンステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ
ダート1700mのG3「プロキオンS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
スレイマン(牡6、池添学厩舎)
7/3(水)栗東・坂路(やや重)4F53.1―3F38.8―2F25.2―1F12.6(馬なり)
栗東坂路で単走。外ラチ沿いをリズム良く駆け上がり、ラスト1Fは12秒6の脚で伸びてゴール。騎手の手は動かず、終始馬なりでのフィニッシュという軽めの内容ですが、1週前にしっかり追っているので問題なし。その1週前は西村淳也騎手を背にCWコースで強めに追われ、6F85.0-1F11.6をマーク。全体時計はこの馬としてはそこまで速くありませんが、ラスト2Fは11秒8-11秒6の好ラップでまとめており、ギアの入り方はさすが。前走の平安Sは最後に踏ん張れずに10着に敗れましたが、今回は最後までしっかり脚を使えており、今度こそしぶとく伸びてくれそうです。
ハピ(牡5、大久保龍厩舎)
7/3(水)栗東・CW(やや重)7F97.2―6F80.8―5F66.4―4F52.1―3F37.6―1F11.7(馬なり)
小崎綾也騎手を背に栗東坂路で単走(レースは菱田裕二騎手が騎乗予定)。馬なりで余力を十分に持ちながらも、力強いフットワークで迫力ある動きを見せてラスト1Fは11秒7と鋭く伸びてゴール。全体時計も速く、ソフトな調整でも動き・時計は申し分ありません。1週前は菱田裕二騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、7F99.0-1F11.1をマークして1頭と併入、もう1頭に先着してゴール。しまいは11秒6-11秒1と好ラップでまとめ、先行させた2頭をしっかりと捉えてと、好内容の追い切りを消化できています。爪の弱いところがあった馬でしたが、コーナリングも気持ちの乗った動きで回れており、長めに追われながらも直線は長く脚を使って伸びることができており、万全の状態を印象付けています。
バスラットレオン(牡6、矢作芳人厩舎)
7/3(水)栗東・CW(やや重)6F82.2―5F66.1―4F51.4―3F36.5―1F11.0(強め)
坂井瑠星騎手を背に栗東CWコースで単走。序盤はゆったりと入り、4コーナー手前あたりから姿勢を低くして気配良く立ち回り、直線向いて強めに追われると、ピッチの利いた回転力のある走りでラスト2Fを11秒3-11秒0の好ラップでまとめてゴールしました。1週前は坂路で4F51.7-1F12.4と軽めの調整。前走のさきたま杯から中2週と間隔は短い中ながらも、中間は坂路6本をこなし、最終はCWコースで強めに追ってしっかりと締まった追い切りを消化できています。力は出せる好状態にあると見て良いでしょう。