【レパードS予想2024】ダート界の登竜門!ミッキーファイトやソニックスターなど出走予定馬を考察
3歳馬限定で行われる今年最後のダート重賞「レパードステークス」が新潟競馬場で開催されます。2009年に勝ったトランセンドや2012年に勝ったホッコータルマエ、2016年の2着馬のケイティブレイブなどがその後ダートG1競走で勝利していることからも、ダート界の登竜門と言ってもいいレースでしょう。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ミッキーファイト(牡3、田中博康厩舎)
前走のユニコーンS・3着から参戦するミッキーファイト。内目の枠から先行馬を見て進め、勝負所と直線でごちゃついてスムーズさを欠いて3着という内容でした。外に切り返してからの追い上げは目を見張るものがありましたし、キャリア2戦で休み明け、不利を受けながらも3着なら負けて強しの競馬だったと言って良いでしょう。距離と左回りについても問題はなさそうで、力を出し切る競馬さえ出来れば勝ち負けでしょう。
ソニックスター(牡3、木村哲也厩舎)
1勝クラス、青竜Sと連勝中のソニックスター。阪神ダート1800mのデビュー戦を快勝後、続く2戦目のカトレアSは11着と大敗しましたが、東京のマイルでペースに戸惑った印象でした。同じ東京マイルで行われた3戦目の1勝クラスは終始スムーズな競馬で2馬身差の圧勝し、前走も引き続き東京マイルの青竜Sを好位から抜け出して押し切る強い内容で快勝と、徐々にペースにも慣れてきました。とくに前走の青竜Sは水分を含んだ時計の出やすい稍重のダートでかなりのハイペースでしたが、その流れを先行して押し切っており、着差以上の強さでした。新馬勝ちの1800mに戻る今回は競馬もしやすくなりそうで、高いパフォーマンスが期待できそうです。
ジーサイクロン(牡3、吉岡辰弥厩舎)
京都ダート1800mで行われた前走の2勝クラスを快勝したジーサイクロン。デビュー戦・7着、2戦目の未勝利戦・4着とデビューからの2戦はパッとせずに敗れていますが、3戦目の未勝利を快勝すると、1勝クラス、2勝クラスとトントン拍子で勝ち上がり、3連勝と勢いを付けてきました。もともとデビュー戦も1コーナーで不利を受けて外へ膨らむ大きなロスがありましたし、2戦目の未勝利戦もハイペースを無理に追いかけてまともな競馬が出来ずと、まだ競馬がよく分からずに走っていたという印象。3戦目の勝利で一気に掴んでからのパフォーマンスは圧巻で、まだ底も見せていません。先々が楽しみな1頭で、ここも通過点となるかに注目です。