【関屋記念2024予想】夏の新潟高速馬場なら“この馬”は外せない!末脚上位のジュンブロッサム
夏のマイル王を目指すマイラー集結する夏のマイルG3「関屋記念」が今週新潟競馬場で開催。
主役は前走の水無月S・1着から参戦するジュンブロッサムだ。
ハギノメーテルが後続を離す逃げで1000m通過57秒1というハイペースを刻む中、中団でじっくり脚を溜め、勝負どころでは外から一気に前へ進出。ラスト3Fは11.9-11.6-10.9という圧巻の加速ラップをマークして3馬身突き抜け、危なげない差し切りで堂々のオープン入りを果たした。
もともとクラシック路線の前哨戦に出走して健闘していたが、3歳・4歳時はなかなか勝ちきれず良い結果を出せずにいた。
昨年の今頃は2勝クラスで2連続2着惜敗と勝ちきれない競馬が続いていたが、9月のロードカナロアCでは先行馬に向く展開ながら外から上がり最速3F32秒6の脚で抜け出して快勝。続く今年初戦の石清水Sは6着に敗れたが、勝ち馬とは0秒3差まで追い上げており、大きくは負けていない。そして前走の水無月Sを3馬身差で圧勝と、昨年秋から一気に本格化してきた印象だ。
昨年夏から本格的にマイル路線へ舵を切り、力を発揮してきた。新潟コースは3戦して1勝2着2回でオール連対。2022年夏の出雲崎特別(1勝クラス)ではレコード勝ちを果たしており、速い馬場への適性もすでに証明済みだ。また、末脚がキレるタイプの馬故直線の長いコースも好相性。実際新潟マイルで32秒台を二度出しており、夏の新潟高速馬場はベスト舞台と言って良い。
ここが“買い時”というのは多くの競馬ファンも理解していることであろう。人気を集める人気馬となるが、実力馬がようやく素質開花した今なら重賞に手が届くと見て、有力視したい。