【秋華賞2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

牝馬三冠の最終戦「秋華賞」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回はとくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしましたので、予想の際にお役立てください。

チェルヴィニア（牝3、木村哲也厩舎）

10/2（水）美浦・W（良）6F80.3－3F37.0－1F11.4（馬なり）

美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬ココクレーターを1馬身半ほど先行させ、道中はその間隔を保ちながら4コーナーまでじっくりと脚を溜めて追走。直線に入ると内から動いて持ったままの馬なりながらラスト1Fは11秒4の切れを見せて並びかけて併入しました。序盤から良いペースで追走しつつもリラックスして脚を溜めることができており、しまいも楽に切れてと動きは上々。3週連続でWを長めに追われており、ハードな調教を順調にこなしてきています。休み明けから好勝負が期待できそうです。

クイーンズウォーク（牝3、中内田充正厩舎）

10/2（水）栗東・CW（良）6F83.3－5F67.5－4F52.5－3F37.4－1F11.2（馬なり）

川田将雅騎手を背に栗東CWコースで単走。序盤はゆったりと入り、リズムを重視して折り合いに専念。4コーナー手前で追われると、手応え良く直線を向いてラスト2Fは11.9-11.2の好ラップをマークしてゴールしました。時計は前走時の追い切りの方が速いですが、休み明けで負荷がかけられた前走から順当に良化してきた様子で、中2週のローテーションでこの時計なら十分。とくにしまいの反応と伸びは前走以上の手応えを感じさせる気配で、余裕がある中でこの動きなら仕上がりは順調と見て良さそうです。

アドマイヤベル（牝3、加藤征弘厩舎）

10/2（水）美浦・W（良）6F82.6－3F36.7－1F11.0（馬なり）

美浦のWコースで3頭併せ。僚馬2頭を先行させ、道中は2馬身ほど間隔をあけて最後方からゆったりと折り合って追走。脚をしっかりと溜めて直線最内から追い出されると、ラスト1Fは11秒0の脚で2頭を交わして3馬身ほど差をつけて最先着でゴールしました。ラスト1Fの11秒0は自己ベストで、ゴール板通過後もしっかりと伸びて十分に負荷がかけられました。前走までは馬なり主体の追い切りでしたが、今回はしっかりと負荷をかけてきており、馬が強い負荷に耐えられるようになってきた印象。ひと夏を越してどれだけ成長したのかが楽しみな1頭です。