【デイリー杯2歳S予想2024】クラシックへと繋がる2歳戦!ロンドボスやロヴィーサなど出走予定馬を考察

京都競馬の土曜メインは2歳G2「デイリー杯2歳ステークス」です。この後の朝日杯FSはもちろん、来年のクラシック戦線にも繋がる見逃せない一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ロンドボス(牝2、藤原英昭厩舎)

東京1600mのデビュー戦を快勝したロンドボス。スタートの出脚はいま一つでしたが、中団後方を追走して脚を溜め、直線は馬群外から先行勢をまとめて差し切って快勝。4Fが48秒1の前有利なペースで、ラスト3Fが11.5-11.4-11.4という流れを雨の中上がり最速33秒4の脚で差し切った脚力は優秀です。勝負どころで促された際の行きっぷりはそこまででエンジンがかかるのが遅いタイプという印象ですが、ジワジワと伸びてラスト1Fは鋭く差し切っており、しまいの脚は重賞でも通用するものを持っています。今回のメンバーなら上位でしょう。

ロヴィーサ(牝2、大根田裕厩舎)

京都1800mのデビュー戦を快勝したロヴィーサ。最内枠からスタートを決めて3番手の内に付け、1000m通過61秒8というスローペースを余力十分に追走。直線も鞍上の合図に鋭く反応し、ラチ沿いから早々に先頭に立ってそのまましぶとく粘りきって快勝しました。スタートが良く、折り合いもスムーズ、レースセンスも抜群とデビュー戦から大人びた競馬ぶりを披露。切れる脚というよりは長く良い脚を使えそうなタイプで、マイルでどこまでしまいの脚を活かせるかに注目です。

ランフォーヴァウ(牝2、福永祐一厩舎)

京都1400mの未勝利戦を差し切ったランフォーヴァウ。デビュー戦では6着に敗れましたが、2戦目の前走は前有利な展開を上がり3F最速の脚で差し切って快勝し、一変してパフォーマンスを上げてきました。デビュー戦は追い上げるも届ききらずという内容でしたが、次戦は位置取りも上げてしっかり差し切ってと、デビュー戦の敗戦を取り戻すかのようなパフォーマンスで勝ち切りました。内を追走し直線も内を突いてと、鞍上の川田騎手のエスコートも完璧。好感触をつかんだ前走で一気にパフォーマンスを上げてくる可能性も高そうです。