【香港カップ2024予想】日本勢と好相性のレース!リバティアイランドやロマンチックウォリアーなど出走予定馬を考察
香港国際競走のフィナーレを飾るのは2000mの「香港カップ」です。日本勢が最も活躍しているのがこの香港カップで、2021年はラヴズオンリーユー、2020年はノームコア、その前はウインブライトと近年は日本勢が活躍しています。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
リバティアイランド(牝4、中内田充厩舎)
天皇賞秋・13着から巻き返しを狙うリバティアイランド。前半1000mは59秒9、後半57秒4という超スローペースで前有利という展開の中、ある程度好位から追走できていましたが、直線の反応はいまいちで見せ場なく13着に大敗。プラス22kgと大幅に馬体も増やしており、靱帯炎から復帰初戦ということで本調子でなかった可能性も高そうです。本来の実力さえ発揮できれば強豪香港勢が相手でもやれるはずで、叩き2戦目となる今回はパフォーマンスアップに期待したいところです。
タスティエーラ(牡4、堀宣行厩舎)
前走の天皇賞秋・2着から参戦するタスティエーラ。立ち回りのうまいタイプで、まさにスローペースの立ち回り戦となった前走は持って来いの展開でした。今年は大阪杯・11着、天皇賞春・7着と凡走が続いていただけに、しっかりと立て直してこれたのは好感が持てます。また、前走は18kg増と大幅に馬体も増やしてきており、春からの成長も見られます。昨年の日本ダービーを制した際に手綱を握ったD.レーン騎手とコンビ復活ということで、復権のチャンスも十分に期待できそうです。
ロマンチックウォリアー(セ6、C.シャム厩舎)
史上初の香港C・3連覇に挑むロマンチックウォリアー。昨年10月の豪州G1・コックスプレートを勝ってから2走前のG1・安田記念までG1・5連勝を果たし、地元香港に戻った前走の香港G2・ジョッキークラブカップも難なく快勝し、現在絶賛重賞6連勝中と向かうところ敵なしの状態です。昨年の香港Cは日本勢のプログノーシス、ヒシイグアス、ローシャムパークの3頭をあっさりと降しており、安田記念ではナミュールやソウルラッシュを寄せ付けずに快勝と、日本勢にとって大きな壁として立ちはだかる1頭です。年明けは中東遠征を予定しており、次走へ向けて弾みを付けるためにも負けられない一戦となります。