【中日新聞杯2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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2000mのハンデG3「中日新聞杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ロードデルレイ(牡4、中内田充厩舎)

12/4(水)栗東・坂路(良)4F52.9-3F37.9-2F24.2-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。時計はそこまで出していませんが、躍動感たっぷりに駆け上がり、馬なりながらラスト1Fは12秒2の脚で伸びてゴールしました。1週前は坂路を単走で追われ、4F54.9-1F11.8をマークしてゴール。これまで1週前はCWを使われてきましたが、上がり脚を使うには良い条件のレースなので、それを意識してか今回は坂路でしまい重点に追われています。前走は除外となった鳴尾記念からの軌道修正、暑い気温にも苦しめられ調整が難しかった模様。今回はしっかり負荷もかけられるようになっており、しっかりと立て直してきた様子です。状態面は前走以上と見て良いでしょう。

コスモキュランダ(牡3、加藤士津厩舎)

12/4(水)美浦・W(良)6F83.8-5F67.3-4F52.5-3F37.7-1F11.8(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬マオノアラシを先行させ、前半はキレイなラップを刻んで追走。4コーナーで一気に内から取り付くと、直線は序盤で一気に前へ進出。相手も途中までしぶとく食らいついていましたが、ラスト1Fは11秒8の脚で楽々と2馬身突き放して先着しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、5F67.1-1F11.2をマークして先着。前走の菊花賞は序盤でかかって外を回されてとチグハグな競馬でしたが、追い切りでは併せ馬の後ろでしっかりと折り合って落ち着いた走りができており、しまいの手応えと伸びは抜群です。実績ある距離で巻き返してくる可能性は高そうです。

キングズパレス(牡5、戸田博文厩舎)

12/4(水)美浦・W(良)6F84.0-5F67.3-4F52.3-3F37.9-1F11.5(馬なり)

松岡正海騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。2歳未勝利の僚馬ヴィーデを先行させ、前半はゆったりと折り合って追走。4コーナーで内から差を詰めていき、直線入り口でピタリと横に並びかけると、ラスト1F11秒5の脚で1馬身交わして先着しました。1週前も松岡騎手を背にWコースで2頭併せを行い、5F64.8-1F11.6の好時計をマークして先着。G1の天皇賞秋から約1ヶ月の休み明けとなりますが、前走はまだ体に余裕も見られたので、使われた上積みで順調に走りは良化してきている印象です。