札幌2歳ステークス(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

過去の上位馬にはゴールドシップやロジユニヴァース、アヴェンチュラなど、翌年の3歳クラシックを盛り上げた名馬たちがいることから、3歳クラシックへの登竜門と呼ばれるレースでした。しかし、近年はその傾向も薄れてきており、同競走からクラシックで活躍する馬は近年は見られなってきた印象。果たして今年はクラシック有力候補は誕生するのでしょうか？

今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に札幌2歳ステークスのレース傾向を探っていきたいと思います。

■人気上位馬は堅実

勝ち馬は全て5番人気内の馬で、人気上位馬は堅実です。人気上位馬がこぞって飛んで荒れた年が2回ありますが、単勝オッズ30倍以上は「0-2-1-54」で複勝率は5％と低く、基本的には堅実な決着で決まることが多いレースと言えるでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「7枠」が好成績、脚質は「先行馬」に注目

コースは札幌競馬場の芝1800mを使用。最多の3勝をあげ、連対率・複勝率がトップの「7枠」が好成績です。最内の「1枠」は3着内がゼロ頭で、割引が必要。

脚質は、「マクリ」を除けば、最多の6勝をあげている「先行馬」が勝率・連対率・複勝率の全てがトップです。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、函館競馬場で行われた2013年を除いた9回分のデータです。

該当馬先行馬候補

クリスタルバローズ
ラブミーファイン
エメラルファイト
セントセシリア
トーラスジェミニ

■馬体重は「-3kg～+3kg」に注目

馬体重は最多の4勝をあげ、馬券圏内の頭数が一番多い「-3kg～+3kg」に注目。馬体重の増減は、馬体重が増えている馬の方が好走しております。

■人気の「牝馬」は要警戒

性別は8勝をあげている「牡馬」が中心となりますが、「牝馬」は現在5年連続で馬券に絡んでおり、近年好走しております。馬券に絡んだ牝馬の8頭中、5頭は4番人気内に推された馬でした。所属は5勝をあげている「関西馬」がやや優勢です。

■前走は「新馬」、前走着順は「1着馬」が中心

ほとんどの出走馬が新馬、または未勝利を勝ち上がってきた馬なので、必然的に前走は「新馬」、前走着順は「1着馬」が占めるかたちとなります。

■騎手は「岩田康誠」に注目

騎手は2勝をあげ、2,3着に1回ずつ入着している「岩田康誠」に注目。