【JRA日経新春杯予想】2025年初のG2!メイショウタバルやロードデルレイなど出走予定馬を考察

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春の天皇賞や宝塚記念に向けた古馬中長距離路線の開幕とも言える長距離古馬ハンデ重賞「日経新春杯」がいよいよ開催です。春の古馬中長距離戦線を占う重要なレースでもあり、芝2400mという長距離に加えてハンデ戦と予想を難しくさせる条件が揃っているレースでもあります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

メイショウタバル(牡4、石橋守厩舎)

菊花賞・16着から巻き返しを狙うメイショウタバル。ハナに立つもノーブルスカイに絡まれ、さらに後続も次々に押し寄せる厳しい流れとなってしまったことが大きな敗因。菊花賞を逃げ切ること自体が難しい事ではありますが、十分に力を発揮できなかった一戦と見て良いでしょう。2走前の神戸新聞杯では雨の影響を受けた馬場を全く苦にせずに逃げ切っており、マイペースで競馬ができれば強い馬。重賞勝ちのある中京2200mなら競馬もしやすいはずで、今後のためにもしっかり賞金を重ねたいところでしょう。

ロードデルレイ(牡5、中内田充正厩舎)

前走の中日新聞社・2着から参戦するロードデルレイ。2走前のアンドロメダS(2着)に続き中日新聞杯でもデシエルトに逃げ切りを許したものの、好位差しに向いた競馬を後方から伸びての2着は負けて強しの内容でしょう。夏の1勝クラス快勝から怒涛の3連勝で条件クラスを突破、さらにそのいずれもが上がり最速タイムで差し切っており、勢いと上昇度は上位。デビューからの7戦で【4-2-1-0】とすべて3着以内に好走している堅実派でもあり、大きく崩れる姿は想像し難い1頭。勢いそのままに重賞タイトルも手にできるかに注目です。

サトノグランツ(牡5、友道康夫厩舎)

前走の京都大賞典・5着から参戦するサトノグランツ。1000m通過は58秒7と前半から前が飛ばしていく展開で、そこからもペースは落ちることなくのラスト4F戦となりました。最終的にはキレ負けの5着と見せ場は作れませんでしたが、切れる脚が武器ではない同馬にとって京都の舞台は厳しかった印象も受けます。昨年は5番手追走から早めの進出で何とか3着は確保していますが、今年は京都ではなく中京が舞台。初コースとはなりますが、脚質的にはプラスに働く可能性も高く、ここで鬱憤を晴らす走りに期待したいところです。