【JRA日経新春杯2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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長距離古馬ハンデ重賞「日経新春杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ショウナンラプンタ(牡4、高野友和厩舎)

1/15(水)栗東・坂路(良)4F55.1-3F40.0-2F25.3-1F11.8(馬なり)

栗東坂路で単走。スタートから良いリズムで好ラップを刻み、しまい重点に追われてラスト1Fは11秒8の切れ味を見せてゴールしました。1週前は鮫島克駿騎手を背に坂路で追われ、4F56.0-1F11.9をマークしてゴール。先週、最終と全体時計は緩めですが、厩舎の特徴とも言える調整で、不安視する必要は無いでしょう。有馬記念除外で調整面が気がかりな1頭でしたが、早い段階で修正して仕上げられたことで、好状態でレースに臨めそうです。

サトノグランツ(牡5、友道康夫厩舎)

1/15(水)栗東・坂路(良)4F53.2-3F38.6-2F25.0-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で単走。ゆったりと入り、しまいも馬なりで流す調整程度の内容でしたが、追えばいつでも弾けそうな良い手応え。1週前は松山弘平騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F82.8-1F11.3をマークして最先着でゴールしました。最後方でしっかりと折り合って脚を溜め、ラスト2Fは11.5-11.3の好ラップで2頭を交わしており、時計、動きともに好内容です。この馬の調教パターンで来れており、調整過程は順調そのものです。

マイネルエンペラー(牡5、清水久詞厩舎)

1/15(水)栗東・CW(良)6F81.6-5F66.5-4F51.4-3F36.3-1F11.5(馬なり)

幸英明騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。古馬オープンの僚馬コンクシェルと、2歳新馬のシャルクハフトを先行させ、道中は最後方で折り合いに専念。道中はキレイなラップを刻み、直線は大外から11秒5の脚でしぶとく伸びて最先着でゴールしました。直線の反応・手応えは良く、調教駆けする相手もしっかりと抑え込んでと、絶好の動きを披露しました。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F82.9-1F11.5をマークして併入と負荷は十分かけられてきています。夏頃からコンスタントに使われており疲れが懸念される頃ですが、まだまだ高いレベルで好状態をキープできている印象です。