【京都記念2025予想】ここはチェルヴィニアの信頼度が上位、得意コースで巻き返しを期す

得意の京都コースで巻き返しを狙うのは、ジャパンC・4着から参戦するチェルヴィニアだ。

前の2頭に届かず、外からスピードの違いでドウデュースに交わされての4着だった。好位追走から終始大きなミスはなく、斤量の恩恵もあってという条件下での4着は物足りないと感じたファンも少なくなさそうだ。

確かにジャパンCほどハイレベルなメンバーの中ではパフォーマンスは月並みに見えるが、今回のメンバーなら流石に力は上位。ライバルになりそうなところでは昨年の京都記念の覇者プラダリアや鳴尾記念を制したヨーホーレイクあたりが有力だが、プラダリアは京都記念勝利後は不振で、ヨーホーレイクも前走の直線の伸びが案外だった。上位勢の臨戦態勢を考えれば、ここはチェルヴィニアの信頼度が上位と見て良いだろう。

快勝したオークスと秋華賞はいずれもハイペースな展開で、前走のジャパンCはスローの前残りだった。今回は少頭数で逃げ馬多数。同馬向きの展開となる可能性は高そうだ。また、荒れた馬場が未経験なのは気がかりだったが、週末は晴れ予報で良馬場の可能性大。この馬場である程度流れれば、チェルヴィニアの本領も発揮できよう。

この後はドバイ遠征を視野に入れており、この国内戦できっちり結果を出しておきたいところ。1週前追い切りでは美浦Wコースで7F97.0-1F12.1をマークして併入と、余裕残しの内容も中間は順調にきており好調はキープできている印象だ。

レベルの高い4歳牝馬代表として、また、ドバイへ向けて弾みを付けるためにも、ここは負けてはならない一戦となる。