【JBCクラシック2018予想】ノンコノユメが初の京都でJBCクラシックの勝利を狙う
2015年ジャパンダートダービー馬、ノンコノユメが秋の大舞台JBCクラシックで勝利を狙っている。3歳ダート王者の地位を得たものの気性難からセン馬となり、その後も低迷が続き昨年は出走を見送り一昨年ぶりの出走となるが、その間に今年のフェブラリーステークスを勝利しダービー馬の意地を見せた。
年初の根岸ステークスからコンビを組んだ内田博幸騎手との相性がよく、根岸S、フェブラリーSと見事に連勝した。その勢いのままにG1レースを勝ち負けしていくかと思われたが、かしわ記念とマイルCS南部杯ではゴールドドリームやルヴァンスレーヴといった、ノンコノユメよりも若い馬たちの台頭著しく、ともに4着に敗れてしまった。
今年のJBCは史上初めて中央での開催となり、京都のダート1900mで行われる。ノンコノユメが関東馬ということもあり、京都はおろか関西で走った経験が未だにない。とは言えジャパンダートダービーでは同じ右回りの平坦な大井競馬場で勝利しているため、コース適性に関してはさほど不安要素でもなく、後は遠征がどう出るかといったところだろう。
最近ではマイルを中心とした短い距離を中心に使われてきているため、距離への適性が不安視されるところだが、年齢を重ねてズブくなっていれば久しぶりの距離延長はプラスにはたらくかもしれない。6歳ともう若くない年齢だがダートのせん馬にとってはまだまだこれから。遠征や近走の成績で嫌われるようならばしっかりと抑えておきたい馬だ。