エリザベス女王杯(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

3歳馬と歴戦の古馬が激突する牝馬の頂上決戦「エリザベス女王杯」が11月11日に京都競馬場で開催されます。過去10年で2回以上馬券に絡んだ馬が5頭もおり、前年に馬券に絡んだ馬が当年も馬券に絡むケースが2年に1度はあるという計算で、リピーターの活躍が多い一戦です。

今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にエリザベス女王杯のレース傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が勝ちきれない

「1番人気」は複勝率は70%と高いですが、勝利数は1勝のみで勝ちきれないところがあります。「2番人気」も1勝のみで、上位人気馬の勝率は低めです。2009年は二桁人気馬2頭が馬券に絡んで154万馬券が飛び出す波乱となり、近2年も10万馬券以上の配当が出るなど、穴馬が好走するケースが少なくありません。

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

コースは京都競馬場の芝2200mを使用。「8枠」が最多の3勝をあげており、勝率（10.7%）と連対率（17.9%）がトップです。ただ、「2枠」と「3枠」も2勝ずつあげており、比較的内外の有利不利は少なめです。脚質は3着内に入った述べ30頭中17頭が「差し馬」でした。

該当馬差し馬候補: モズカッチャン
リスグラシュー
フロンテアクイーン
コルコバード
アドマイヤリード
レイホーロマンス
ヴァフラーム
ハッピーユニバンス

馬体重は「-3kg～+3kg」が最多の5勝をあげており、馬体重の増減は減っている馬も増えている馬も大きな差はありません。

馬体重増減データ
馬体重増減	1着	2着	3着	4着以下
～-20kg	0	0	0	0
-19～-10kg	1	1	0	7
-9～-4kg	0	3	2	33
-3～+3kg	5	4	3	64
+4～+9kg	1	2	4	26
+10～+19kg	1	0	1	7
+20kg～	0	0	0	2
不明・初出走・未更新	2	0	0	5
今回減	2	6	4	57
同体重	3	1	0	21
今回増	3	3	6	61

年齢は「3歳」と「4歳」が最多の4勝ずつをあげており、「6歳」以上からは勝ち馬が出ておりません。「7歳」以上の馬は3着内がゼロ頭で割り引きが必要です。

該当馬3～4歳馬: カンタービレ（3歳）
ノームコア（3歳）
ミスパンテール（4歳）
モズカッチャン（4歳）
リスグラシュー（4歳）
レッドジェノヴァ（4歳）

前走は最多の3勝をあげている「秋華賞」に注目。前走着順は「6着以下」だった馬が「2-2-3-62」と多く、負けた馬が巻き返すケースも少なくありません。

※2011年からG2に格上げ。G3だった頃の成績も含めたデータとなります。

騎手は2勝をあげ、3着1回の「M.デムーロ」に注目。